#2.リベンジ、BECK&ミッシェルとの出会い


初ライブの失敗に凹んだ僕を先輩アキさんとトノが慰めてくれました。そしてアキさんからは漫画のBECKを読むように勧められました。
漫画を読むとモチベーションも上がりまたやる気になりました。
同時にトノからはミッシェルガンエレファントのCDを借りて、そのカッコ良さに衝撃を受けました。G.W.Dという曲のベースはカッコ良すぎて感動しました。

そして2回目のライブは夏合宿。ギターのハマは不参加のため今回は3人編成です。長野でスタジオ漬けの3日間の合宿です。合宿のバスの中でトノのオリジナル曲「ワルツ」を聴かせてもらいセンスの凄さを感じました。
今回の課題曲は二曲だけに絞り、前回やったLove Love Showとバードメン(ミッシェルガンエレファント)をやりました。今回は練習の成果が出て前回より少し良い感じでできたので、少し自信を持てました。

夏休みが終わり、大学が始まりだんだんとライブの数を増やして来ました。
秋になると大学の食堂前のステージで演奏したり、街角ライブでたまたまローカルテレビにも映ったりと徐々にライブにも慣れてきました。
その頃は、ミッシェルガンエレファントの暴かれた世界や世界の終わりなどの曲が増えてきました。世界の終わりのベースラインはかなり動くのですごくやりがいはありました。
冬にもライブをこなし、この頃には違うボーカルとも組んでイエモンの楽園とか難しめの曲も弾けるようになりました。でもまだコードや理論はわからず、スコアのタブ譜を丸暗記してました。だから応用が効きません。

2週間に一度ある街角ライブにも積極的に出ました。ローカルテレビにも映されたことありました。

街角ライブ出演時

みやもんのハマからのすすめで洋楽のThe strokesを演奏することになり、耳コピができない僕は困りました。
そんな僕にトノは耳コピして、ベースのタブ譜を書いてくれました。本当に感謝しかなかったです。ひたすら一生懸命練習しました。
strokesの初期アルバムから4曲演奏しました。そんなマニアックな曲をやるのはサークルでも僕らくらいでした。

当時の僕はピック奏法しかできず、指弾きをする先輩や同期のベーシストに憧れとコンプレックスを抱いておりました。

 冬になり、まだまだ音楽理論もわかってないくせに作詞作曲をやり出したのもこの頃です。ベースだけじゃ作曲は厳しいとギターにも興味持ち出しました。

あるきっかけで島村楽器主催のライブに出演することになりました。みやもんのメンバー+ギターのイカを加えて、オアシスの曲をやることになりました。ロックンロールとスタンドバイミーをやった記憶があります。スタンドバイミーのコーラスがわりとできたのが
嬉しかったのを覚えています。

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