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南ドイツ・コロナ厳格外出規制・最終週?の街の様子とオンラインアペロ🍷

こんにちは。来週月曜日から自動車販売、自転車販売、本屋、その他800 m2以下の小・中規模商店は営業可能となった南ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州。自動車、自転車、本屋というのがドイツらしいなあと思ったのはわたしだけかな。ちなみに、学校は5月4日から段階的に始まるとのことです。

今日は南ドイツの「ロックダウン」(フランス語はconfinementコンフィヌモン・・・封じ込め)というにはあまりに?緩い規制の「外出制限」中の様子を写真でお届けします。

冒頭の写真はDIYのお店。入場規制をしています。客の数を数える警備員が最近はこういうお店や小さなスーパーには入り口に立って監視しています。DIYショップらしく、木工製柵で人との距離を取るようになっています。この州では1.5メートル開けるように言われています。こういう警備員をあちこちで見るようになりました。

次は自転車屋さん。現在は修理のみ営業可能ですが毎日列ができるほど大盛況です。Sバーン(郊外列車)、Uバーン(地下鉄)、バスなど公共交通機関は避けたいという心理でしょうか。段ボールが置かれ人との距離が取られています。来週からは販売もできるようになってよかった! なんたって、自転車店にとっては春夏が販売のシーズン。

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お次はマルシェの花屋さん。マルシェは野菜、果物、パン、チーズ、肉魚含め普通に営業しています。早朝7時でもかなり人がいますが、青空市場でもみんな1.5メートル規制を守って並んでいます。花屋さんはなぜか1.75メートル離れてください、と書かれています。チューリップはまだ出ているけど旬はそろそろ終わりに近いかなあ。アネモネなども出て来るようになりました。フランスの花屋さんも5/11から営業再開できると、フランスのフローリストの師匠より聞きました。よかったよかった!売ることができない多くの花が捨てられていると聞いて、花栽培の人たちやフローリストの辛さはいかほどか、と思っていました。5/1もフランスは特例で名物メーデーのスズランを販売できるとか。

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そして公園の様子。子どもの遊び場はテープが貼られて立ち入り禁止ですが(遊具等があるためか)、普通の大きな公園は自由に出入り可能。昨日金曜日の夕方は水着?もしくは超薄着の老若男女が距離を保ちながら日向ぼっこしていました。いや、普通にピクニックです。みんな、時間とパワーを持て余している感じ・・・。警察のパトカーは往来するものの、特段コントロールはありません。

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そして、オンラインアペロ。遠く離れた友人たちと夕方頃ワインやシャンパン片手にアペロ飲んでいます! インスタントメッセンジャーだったり、ラインだったり、世の中便利になりました。普通にその辺のカフェで話しているみたいに、フランスの友達と話し込んだりしています。おしゃべりしているとストレスも解消できて、友達の顔も見れておすすめ! 

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最後は街で見かけた手作りアート。「全てうまくいくよー」と書かれています。

今日はマルシェで話した時元の売り子さんが「8月末まではUrlaub(バカンス)の計画はきついみたいよー」と言っていて、あーやっぱり、と思いつつもみんなそういう風に思っているのか、とちょっとがっかり。でも少しずつ活動再開・ノーマル化に向けて動いているのを感じたここ数日でした!

ところで、最近日本のニュースを見ると「日本の2週間後はパリ/NY/ベルギー?の状態だー」なんて報道を目にしますが、不思議とドイツの●週間後だー、という記事は見かけないような。警告という意味では色々な感想や意見はあってしかるべきだと思いますが、キャッチーな表現を用いた「煽り」報道のように感じてしまい、精神衛生上良くないと感じています。どの国も地域もそれぞれ法制度も習慣も医療制度も違うだろうに、一概に比較ができるのかと素人ながら感じている最近です。マクロン大統領がコロナ危機は「戦争」と言っていたが、まさに戦争時代のプロパガンダのようなシチュエーションもあり得るのか・・・と。情報の取捨選択も大切かも。

ほんと、コロナ予防は頑張るけど、かかった時はかかった時。冷静に頑張ります。来週はオンラインアペロ、3箇所をつないで実施してみるつもり🍾🍷

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