骨折日記 周りの人たちに助けられながらの生活
術後11日目。
日にち薬とはよく言ったもので、だんだん内出血の青みや歩く時の痛みがとれてきた。
ふくらはぎあたりはまだ青い部分が多い。どれだけ転倒の衝撃が酷かったのか・・・
手術した外くるぶしあたりや甲は触ると痛いし、たまに痒みがある感じ。今までは感じなかったツッパリ感、筋のピクピクとした感じも。
シャワーはまだ一大イベント。椅子に座って恐る恐る。
買い物、ゴミ出し、地下室にあるランドリーでの洗濯をしてくれるアパートのマダムたち。
日曜日はクリスマス用に焼いたクッキーの差し入れまでいただいた。
3階のドアまで運んできて「お大事に。早く良くなりますように!」と言ってくれる、オンラインスーパーCoopの配達の人たち。
怪我の痛みよりもむしろ療養生活の退屈さで死ぬんじゃないか、と心配して、メッセージや本・映画のおすすめを送ってくれる同僚たち。
診察の時に、3階から松葉杖と手すりを使って上り降りするわたしを見守り、病院に付き添ってくれる友だち。
不自由になって改めて周りの人や仕事とはいえフレンドリーな人たちに感謝しかない。
骨折の直前はここ数年で一番くらいのストレスを抱えていたが、そんなことを忘れるインシデント。
今ある状況を受け入れて、健康、家族、周囲の人たちに感謝する。
毎日、部屋から見える空を見る時間が多いが、この骨折はそんな時間をくれたと感じている。
あ、ドイツ語の勉強の時間もね。笑