#159 ふやけまくり
午前中は検診、午後は母から誘いを受けて出掛けてきた。
今日、親戚が所属する団体のクリスマスパーティーに家族が参加していたのだが、母は留守番。父も仕事で出張なので、スーパー銭湯でしこたま温泉に浸かり、あかすりも行い、ゴハンを食べて実家で酒盛りしようといつスケジュールになった。
というわけで、母と待ち合わせするまでの時間に掃除を済ませ、今月末に公募に出そうと思っている小説の初稿に着手した。
いつも初稿に着手する際に思うのが、思いついたアイデアがなんとなく「イケてないなぁ」と思っていても、いざ書き始めてみるとそのアイデアの全容が分かってきて、展開や結末の面白さも見えてくる。この瞬間が本当に面白い。
かつて、ミケランジェロが彫刻の素材となる大理石を見た時に「どう掘ればいいか分かる」と言っていたというが、その感覚なのだろう。
偉大なる先輩の話を聞いていても、ものを作るというのはゼロ→イチではなく、イチ→百なのだとつくづく思う。まぁ、そんな先輩達の足元にもまだまだ及ばない若輩者ではあるのだが。
ひとしきり路線のわかるところまで書いて一休みして温泉へ。結局4時間くらい滞在し、3回も風呂に入ってすっかりホカホカだ。
年末になるとアカスリをしたくなるので、そのミッションも果たせられて良かった。
今は実家に帰って酒を飲みながら、慌てて日記を書いている。久しぶりの実家、ゆっくりします。では、おやすみなさい。