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自己紹介とゲーム

私は自己紹介が苦手。新学期の初日、たった数分の間、「私」であって「私」でない、うすっぺらい言葉をつなげていくだけの儀式が、好きじゃなかった。引っ込み思案なわけじゃない。人前でしゃべる度胸はある方だと思うし、学生時代はけっこうわいわいやっていたけど、あのとき仲良くなった子の自己紹介がどんなだったかなんて、もちろんおぼえているはずもない。

「イタリア語のほかに興味のあることはなに?」

だからこう聞かれると、ちょっと困ってしまう…好きなもの、好きでしていることはたくさんあるけど、それをただならべているだけで「私」になるとも思えない。そういえば、ねこすけくんは共通の趣味を通じて知り合ったから、「これが好き!」という説明はいらなかった。「これを好きなあなた」が好きになったし、「これを好きな私」を好きになってもらえた。

こんなふうに自然に、ゆるゆるダンスするみたいに、自己紹介できる方法はないかなぁ……

あっ!

「#自己紹介をゲームで語る」というお題があるじゃないですか。

そう、私が好きなもの。それは、読むこと、聴くこと、そして、「ゲームをすること」なのです。

だから今日は、ちょっとイタリア語から離れて、ゲームのことを書いてみるね。

★はじめてのゲーム
物心ついた頃すでにゲームは身近だった。だって、父がゲーマーだったから。もうね、家にいるときはゲームするかお酒のんでるかなんだもんw それもどうかと思うけど、「子どもがゲームしちゃいけない!」なんて言わず、まだ4つだった私の手にコントローラー握らせてくれたことは、やっぱり感謝してる。しかも初めて触れたのは、あの歴史的ゲーム機、ファミリーコンピューターのコントローラーだった(ちなみに私より少し年上のねこすけくんの初体験はスーパーファミコンだよ、だから私のほうがすごい!!!!!w)。

ちっちゃな私が一生懸命やっていたゲームは、「桃太郎電鉄」。一生懸命すぎて、キングボンビーがつくたびに泣いてた記憶…wこうして私の中に強烈な印象を刻んだこのゲームはいまも大好きで、Swichの令和版も楽しんでる。ただ、このゲームは運ゲーだから、攻略方法なんてないに等しい。そのそきそのときで状況に合った頭の使い方をしないといけないんだよね。そのとき鍵になるのがカード。習熟するには対戦NPCの難易度を上げてプレイするのがいちばんマゾくていちばんいいw3年モードに設定して、フラストレーションたまらないようにするのもコツです。

対人モードだとわいわいできるのもいいよー!友だちの意外な部分とかもみえておもしろい( *´艸`)

★DQ?FF?
国産RPGの人気を二分してきたDQ(ドラゴンクエスト)シリーズとFF(ファイナルファンタジー)シリーズ。いまはどっちもMMOになってるし、スマホ版やリメイク版、派生ゲームもたくさんあって、楽しみ方はいろいろだと思うけど、私にとっては桃鉄の次にやり込み、のめり込んだのがプレステ版のFF8だった。

「目をみはる」という表現が、これほどしっくりくるゲームはなかったよ。だって、物語の始まりからしてとても斬新だった。わけがわかんないうちに「世界を救う英雄」になるんじゃなくて、「傭兵を育てる学校の、ひとりの生徒」として目覚めるシーン。え、なにこれすごい、新鮮!!!しかも、ドットとかポリゴンでてきた「人っぽいキャラ」じゃなくて、ちゃんとした人間をキャラクターとして動かせる。すごい。ドキドキした。ムービーも圧巻だったな。あんまりいうとネタバレになっちゃうけど…すごく印象に残ってるのは、「ママせんせい」イデアのパレード。きれいで、きれいで、とっても、きれいで、恐ろしい……。

でも、FF8はシリーズの中であまり評価がよくないとも聞いてしょんぼりしちゃう。私、何周したかもわからないのに!wこの「何周」っていうのもけっこう懐かしい表現だよね、昔のゲームっぽいwでも、最初に感じた新鮮さを再確認しながら、とりそこねた宝箱やスルーしちゃったサブクエとか埋めていくのもたのしいの。ねこすけくんはFF8の「アルティメットなんとか」っていう攻略本もってるんだって。めっちゃみててみたいから今度一緒に実家に帰ろうねw

ゲームのこと、他の趣味のこと、まだまだ書きたいことはあるけど、今日はここまで。だって、好きなものについて語るときは、エネルギーいっぱいにしておきたいから!

じゃあ、次はまた、イタリア語のお話でね。Ciao, ci vediamo!

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