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練習する場所探しと、むずかしい手前の話

前にすると緊張する。でも、彼女が欲しい。

なので、それを何とかしたくて風俗へ行った男です。

乱暴に短く書くと、私は若い頃、こんな感じの男でした。


○ 目次


・ 技の練習する場所って、どこにあるの?
・ 理由と状況が必要
・ 点ではなくて線や立体や流れで考える
・ まず、環境探し

文量 約2,000文字


● 技の練習する場所って、どこにあるの?


前にも書きましたが、ここnote.では、手前の話を書きたいと思っているんですね。

例えば、バス停で、バスから降りてきた女性に片っ端から声をかけてナンパしろ、という荒っぽいことが書いてある、アメリカの自己啓発本を読んだことがあります。

タイトルも作者も忘れてしまいましたが、本当に荒っぽいというか。

そして、以前ネットをふらふらしていたら、ナンパ師がyou tubeで、こんなことをいっていました。

「ナンパできないのなら、ナンパしなくてもいいから、とりあえず道を女性に聞いてみよう。それを繰り替えそう」と。

確かに、ナンパの声掛けができなくても、これならできそうだ…… と思われた方は、おそらくある程度人口の多い都市部に住んでいるのだと思います。

今私が住んでいる町でこれをやったら、速攻噂になるか、それ以前に、人がそんなに歩いていないんですね…… いないわけではないのですが、それをやる気があったとしても、田舎だと、都会と同じことをやっても、むずかしいと思います。


○ 理由と状況が必要


テクニックをいえば、女性の目を1分以上見つめあうと、相手がこちらに好意を持つ可能性が増えるといわれています。科学的根拠もあるそうです。本で読みました。

個人的な経験でも、この異性の目を見つめ合うと好意をもたれやすいというのは、確かにそのとおりだと思います。

ただ、ですね。これをわたしのような男性が、何も考えずに、風俗店で初対面の女のコの目をいきなり見つめ続けると、気持ち悪がられるか、怖がられるかのどちらかだと思います。

このテクニックが成功するために、成り立たせるためには、構成というか順番というか下準備というか、そういうものが必要なのであって、いきなり必殺技(?)を出しても、ダメなことが多かった。

まず、手前に、女のコの目を見つめ続ける理由や状況が、必要だったのです。

それに気がつくのに、かなりかかりました。


● 点ではなくて線や立体や流れで考える


世に出回っている、出会いにしろナンパや、あるいはコミュニケーションなどの技術を、点で捉えてしまうと、良くない気がします。

点ではなくて、流れというか…… いや、この記事を書いている私も、ちゃんと出来ているわけではないので、心苦しいのですが…… それをある程度整えないと、そういった技術は効果を発揮しない。

逆にいえば、陳腐なテクニックだとしても、状況さえ整っていれば、必要にして十分というか。

そういった技術を、ネットや本で知って、試してみてもうまくいかなかった、という人は、ひょっとしたら、下準備というか、状況というか、そういうものを考慮していなかったから、うまくいかなかったのかもしれません。

だから、手前の話がしたいんですね。

と同時に、手前の話はむずかしい。



○ まず、環境探し


やる気があっても、状況が整っていなければ、上達も成功も難しいと思います。

状況が整っていたとしても、継続しなければ、上達しないでしょう。

当たり前ではないか、といわれそうですが、ネットや本でアドバイスする方も、そういうことを見落としている気がするんですね。

街で声掛けとか、出会い系アプリとか、それ以前というか手前でつっかかってしまっている男性にとって、とりあえず、どういう環境に進むのが最適なのかを考える必要があるわけです。

こっちが緊張していたとしても、できれば何の問題もない、あるいは、問題が少ないような環境。

私のように、風俗店へ行けばいいのか? それとも、街を歩いている女性に道をたずねることから始めればいいのか? は、自分の意志だけでは決められない。意志も大事だけれど、状況も大事といいますか。

そういったことらは、人によって違う、場所や状況によって違うので、これといった正解がないというか。

とりあえず、私は自分の体験を書いたり、当てずっぽうで書いたりしていますが、これらは最終的には自分の判断だと思います。

冒頭の話に戻りますが、ずっとバス停にいて、バスから降りてくる女性に声をかけまくっても問題がないという状況なのなら、それは正解になりますが、現代日本でそれをやれるかというと、疑問です。いえ、昔でも疑問ですね。

あなたがもし東京などの都会に住んでいるのなら、道をたずねるという練習方法は、ふさわしいかもしれません。

手軽で簡単なのかもしれませんし、それでもハードルが高いのかもしれません。


その行為を何度も繰り返したとしても、他の人から変に思われないような、問題を起こさない環境を探すことを、まず先に考えないといけないのかもしれませんね。

でもまあ、あまり考えすぎるのも、ダメなんですけれどね。