ラ・リーガ 第3節 エスパニョール vs レアル・マドリー 徹底レビュー
¡Hola a todos! Soy Sean.(こんにちは!ショーンです!)
今回は現地時間8月28日 22:00キックオフの『エスパニョールvsレアル・マドリー』の深掘りレビューをしていきます!
細かく、忖度なしで斬り込んでいきますので最後までお楽しみください!
長くなるのでトピックごとに分けておきますので、気になる項目だけでも読んでいただけると助かります!!
①はじめに…
今回リアルタイムは、WOWOWスペイン語音声で見て、その後WOWOWでミュート視聴し、計2回フルタイムで見ました。
今回のゲームのキャッチコピーは
『熱狂的なペリコの後押しを受けるエスパニョールvs絶対王者マドリー』
②今回のゲームのに向けての見どころ、欠場選手
・16位エスパニョールと3位レアル・マドリーの対決!(第2節終了時点)
・古豪対決!(1900年創設のエスパニョールと1902年創設のマドリー。実はエスパニョールの方が早い!)
・お互い下部組織の育成に力を入れている!
・エスパニョールはここ10年でマドリー相手にわずか1勝のみ。
・ただ、前回のエスパニョールホームのゲームは2ー1でエスパニョール勝利!
・カゼミロ移籍後のマドリーの布陣!(戦術面やシステムなど。)
・欠場選手
☆エスパニョール
RDT、ペドロサ、ロサーノ、セルジ・ゴメス
☆レアル・マドリー
ナチョ、バジェホ、オドリオソラ
③両チームのスタメン予想と実際のスタメン
☆エスパニョール
・システムは4-1-4-1
・メンバーは予想通り!
・プアードは今季初スタメン!
☆レアル・マドリー
・システムは4-3-3
・リュディガーセンターに持ってきたのは意外だった。
・クロースが怪我から間に合って先発!
④選手個々の点数と評価(10点満点)
☆エスパニョール
《スタメン》
GK
ルコント(8.0)
・62分のスーパーセーブをはじめ、何度もチームを救うビッグセーブを披露した!!
・退場の場面は、故意ではなかったにせよ、不運だった。
DF
オスカル・ヒル(8.5)
・持ち味の運動量を活かしての攻守の運動量は素晴らしかった。
・ヴィニシウスの対応には苦労したが、中々悪くない対応だったと思う!
・前線にまで駆け上がってのプレーは、1点目のチャンス演出につながった。
カレーロ(7.0)
・体を張った守備は終始見応えがあり、マドリー攻撃陣にとっては厄介な存在だったと思う!
・ただ、1点目のヴィニシウスの対応はお粗末だった。
カブレラ(7.0)
・セットプレーの強さ、カレーロ同様体を張った守備、良かったと思う!
・ただ試合を決定付けるベンゼマのゴールシーンのマークは悔やまれる。
・GKとして、壁への指示はらしさが見えたが、FKへの対応は素人丸出しだったw
オリバン(7.5)
・豊富な運動量を活かした上下動、プアードとの連携含めて、左サイドはマドリーより良かった!
・タッチラインまでの抉り、折り返しは得点の可能性を感じさせた!!
MF
ヴィニシウス・ソウザ(6.0)→【68分、ケイディ・バレ】
・強烈なミドルや広い視野での展開力は今日も何度か発揮された!
・クロース、モドリッチ、下りてきたベンゼマなど、守備面では何かと苦労。
・先制点の場面では、チュアメニに自由とアシストを許してしまった。
エドゥ・エスポジト(8.0)→【89分、ダニ・ゴメス】
・ハードワークはもちろん、時には前線に顔を出してのチャンス演出は素晴らしかった!
・エイバル時代から感じる10番タイプの選手!高いポテンシャルに今日のようなハードワーク!ダルデルのように、ゲームを作れる選手がもう一人!となれば今後、エスパニョールの攻撃はさらに怖さを増すはずだ!!
ダルデル(6.5)
・キックや視野の広さは流石!
・ただ、決定的なパスや、目立ったプレーも少なく、中々思い通りいかない苦しい内容だった。
ルベン・サンチェス(8.5)
・1点目の起点となった、下りてきてのヒルに差し込んだパスは見事だった!
・終始、高い強度でプレーし、両サイド、パスにドリブルとあらゆる面でマドリーを苦しめた!!
プアード(7.5)→【78分、ニコ・メラメ】
・中で受けたり、下りてきての背後へのパスだったり、豊富な運動量で攻撃に色を加えた!
・バスケスに決定的な仕事もさせず、守備でもオリバンを助けた!
FW
ホセル(7.5)
・中々チャンスが来ない中でのゴール!これぞストライカーという力強いゴールだった!
・ただ、リュディガー、ミリトンの高い強度の守備に苦戦し、難しかった。
《サブ》
ケイディ・バレ(6.5)←【68分、ヴィニシウス・ソウザ】
・守備範囲の広さ、セカンドボールの回収に配球と、全てにおいて、途中からチームを中盤のそこで支えた!
ニコ・メラメ(6.5)←【78分、プアード】
・持ち味のスピードや細かいプレーはバスケスを苦しめた!
ダニ・ゴメス(ー)←【89分、エドゥ・エスポジト】
・出場時間が短かった為コメントなし
☆レアル・マドリー
《スタメン》
GK
クルトワ(8.5)
・何度かあったビックセーブはチームを救った。失点してもおかしくなかった。
・クルトワレベルなら当たり前なのかもしれないが、キック、ロングスロー、ショートスローの使い分け、質、どちらも素晴らしかった!
DF
ルーカス・バスケス(7.0)→【85分、カルバハル】
・バルベルデと位置交換したり、前線への得意の上がりは良かった!
・ただ、守備面においては、プアード、ニコのスピードと俊敏さには苦しんだ。
ミリトン(7.5)
・得意のインターセプトで相手のチャンスを潰していたのは良かった!
・失点の場面は不運だったと思う。
リュディガー(7.5)
・とりあえず、元気だな!という印象w 高いポテンシャルを活かしたプレーは守備陣を引っ張った!
・ホセルに対してビッタリ付き、決定的なプレーをさせなかった!!
アラバ(7.5)
・SBだけでなく、内側に入ってのビルドアップ参加で守備だけでなく、攻撃面でもチームを助けていた!
・守備でもリュディガーのカバーや、クロス対応など、あらためて質の高さを思い知らされた!!
MF
チュアメニ(6.5)
・アシストだったり、攻撃面では良かったように思う!
・ただ、失点の場面も含め、マークの軽さは目立ってしまった。まだまだカゼミロの壁は高い。
モドリッチ(6.5)→【58分、カマヴィンガ】
・ボールタッチ、受け方は相変わらずの輝き!
・ただ、中々チャンスに絡めず、存在感も薄かったように思う。
クロース(7.5)→【80分、ダニ・セバージョス】
・ロングフィードやビルドアップの参加などチームの攻撃のスイッチ役として貢献した!
・特に、攻撃時にチュアメニを得意なIHで使えるように、スペースを開けていた場面では、ボールのないところでサッカーIQの高さを感じた!!
FW
バルベルデ(7.0)→【58分、ロドリゴ】
・ハードワーク、前プレの強度、魂のこもったプレーはいつも通りGood!
・サイドに張るだけでなく、中に入ってのプレーは仲間を助けるだけでなく、相手の混乱を誘った!!
ヴィニシウス(8.5)
・ドリブルのキレは相変わらず、終始相手を苦しめた!
・1点目のダイアゴナルの動きも成長の証!その後のシュートも冷静だった!!
ベンゼマ(9.5)⭐️MOM⭐️
・こんなこと書いていいのかわからないが、言う事が見つからないw
・どこにいても、どんな状況でも、チャンスを作って決め切ってしまう化け物。
・ボールタッチ、決定力、ボールキープ力、サポート力、底力。全てがレベチだった。
《サブ》
カマヴィンガ(7.5)←【58分、モドリッチ】
・持ち前のスピード活かしての相手のコート内侵入や、長距離ドリブルは、カードや疲労を誘った!
ロドリゴ(8.0)←【58分、バルベルデ】
・ロドリゴが入ってから、より一層攻撃に厚みが出たし、素晴らしいアシストも記録!怪我明けにしては最高の出来だったのではないか!!
ダニ・セバージョス(ー)←【80分、クロース】
・出場時間が短かった為コメントなし
カルバハル(ー)←【85分、ルーカス・バスケス】
・出場時間が短かった為コメントなし
⑤レフェリーの評価
主審:メレーロ・ロペス
VAR:ムヌエラ・モンテーロ
ジャッジに関しては賛否あるだろう。個人的には、このRCDEスタジアムの雰囲気を壊さずにゲームを進められたことは、素晴らしいと思う!
最後の退場に関しても、故意ではないが、ガッツリ蹴っていたし、退場でも文句は言えない。ちょこちょこ流してほしい場面はあったが…
強いて言うなら、51分でヴィニシウスが倒されたシーンは、ペナルティでも良かったと思う。ただ、そこで取らなかったからこのような面白いゲームになったといえば、それも高評価!?w
⑥今回のベストプレー
今回のベストプレーは、90分間のベンゼマの全てのプレー!!!
正直どちらに転んでもおかしくなかったこのゲーム。それをマドリーの方に引き寄せたのは、紛れもなくベンゼマ。
何度もチャンスは作ってはいるものの、点にはならず… ただそこで諦めないのが、白い巨人のエース。
素晴らしい裏抜けでカブレラを出し抜き、文句なしのゴラッソ。
それ以外の場面でも、自陣のコーナーのこぼれを相手しかいない中盤までドリブルで持ち込み、ボールキープ。
吸い付くようなトラップ、一瞬で消える裏抜け。
ぜひベンゼマの動きだけで90分もう一度見てもらいたい!!
これが21-22シーズンバロンドール獲得(予想)の男であり、世界最高のストライカーのプレーだ!!!
⑦今回のゲームのまとめ
☆エスパニョール
・内容は良かった!勝つ可能性も十分にあった!!
・ただ、この差がマドリーの強さだと証明された。
☆レアル・マドリー
・やはり強い!!
・アウェイで3ポイント取れたのはデカい!
勝負強さ、あと一歩の部分で及ばなかったエスパニョール。4-1-4-1のスタイルも見応えがあったし、勝つ可能性も十分にあった!現に80分くらいまではどちらに転んでもおかしくない試合展開だった!!
開幕から未だ未勝利と厳しい状況であることに変わりないが、このゲームを通して、個々の質の高さは証明できたわけだし、ポジティブに捉えて、勝ち点に繋げてほしい!!
対するマドリーは流石!の一言。もちろん負ける可能性があったのも事実。
ただ、あの難しい状況の中で勝ち切っちゃう、カゼミロロスとは言わせないマドリーの選手たちのパフォーマンスには驚きを隠せない。
0ポイント、1ポイント、3ポイント。本当にどれも考えられた中での3ポイント。キャプテンのベンゼマをはじめとして、THE・マドリー!というゲームを見たようだった。
このチームを止める存在は今後一体出てくるのか…
次節、エスパニョールはアウェイでのアトレティック戦、マドリーはホームでのベティス戦!
どちらも難敵相手なだけに、勝負強さ、粘り強さは一つ、大きなポイントになりそうだ!!
⑧最後に
¡Gracias por leer!(読んでくれてありがとう!)
¡Seguiremos cubriendo el fútbol español!(これからもスペインサッカーについて取り上げていきます!)
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2022.8.29 ショーン
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