ボドゲはいいぞ。クアックサルバーはいいぞ。

■はじめに

Twitterではちょこちょこツイートしているが、私は今年度から弊社のボドゲ同好会に入っている。会社のボドゲ同好会ってなんやねんと思うかもしれないが、弊社ではお題目さえちゃんとしていれば同好会を立ち上げられる。ちなみにボドゲ同好会のお題目は、「ボードゲームを通して、課題に直面したときに状況を見極め、周囲の関係者とwin-winの関係を構築する能力と経験を得る」みたいな感じだったと記憶している。嘘は言ってないが、実際のところはボドゲをみんなで楽しくプレイできればいいというお話。なお会費は月100円。そしてボドゲは会長が私物を山ほど持ってきているので、ほぼ毎回やったことないボドゲに出会える。控えめに言って最高。ただ、活動が毎週木曜日なんだけど、平日の業務後なので時間と元気とやる気があるときだけ参加している。今のところは月イチがいい感じ。

今週は『エルドラド』と『クアックサルバー』をプレイしたんだけど、特に後者がとても面白かったので、知ってもらおうと思ってこうしてnoteに書き書きしている次第。でもまずは『エルドラド』から。

■『エルドラド』

残念ながら写真を撮り忘れた。『クアックサルバー』より先にプレイしたので、そのときはnoteに書くなんて思っていなかったので仕方ない。

『エルドラド』は、平たく言えばデッキビルド系のボードゲームだ。初期手札があり、それを使って市場からカードを購入して自分のデッキに加えることで、自分のデッキを強化していく。同系統で代表的なのが『ドミニオン』。

『ドミニオン』は、市場にあるカードの中に勝利点を持つカードがあり、ゲーム終了時(市場のカードがいくつか売り切れたときとか、いくつか条件がある)に、デッキ内に最も勝利点が多いプレイヤーが勝ちになる。なので、ボードゲームとは言うが実はカードだけで構成されている。

一方『エルドラド』では、デッキを構築しながら密林を模したボード上で自分の駒を進めていき、タイトルそのものである黄金郷に最も速くたどり着いたプレイヤーが勝ちになる。デッキ構築にも駒を進めるのにも手札を使うので、他プレイヤーの状況を見極めながらどちらに軸足を置くのかを考えないといけない。そのあたりのバランス感覚が大事になってくるゲームだと思う。視覚的にも楽しいので、私は『ドミニオン』より気に入っている。

■『クアックサルバー』

さて『クアックサルバー』だ。これはデッキビルド系とは似て非なる、バッグビルドのボードゲームだ。市場から買って強化していくのは同じだが、強化するのはデッキではなくバッグで、デッキからカードを引くのではなくバッグからランダムに中身を取り出すことになる。もう一つ、チキンレース要素があり、他プレイヤーの引き具合を見ながら引き続けるかどうかのギリギリ感が楽しい。

設定としては、いろんな素材を入れて価値の高い薬を調合しようというものだ。写真に3つある青緑の丸いのが薬を調合するお鍋で、ここに素材を突っ込んでいく。流れとしては、各ラウンドごとに各プレイヤーは①手持ちの素材で薬を作り、②作った薬の価値によって勝利点を得るとともに薬を売って新たな素材を買う。このラウンドを9回行い、最も勝利点を得たプレイヤーが勝つという感じだ。

①の薬作りが自分のバッグからランダムに素材を取り出して鍋に入れることになるのだが、バッグの中には一定以上の量を鍋に入れてはいけないもの(確か薬を薄める的なやつ)が最初から含まれていて、入れすぎるとバーストとなり、②の勝利点と買い物フェイズでどちらかしか得られなくなってしまう。なので、できるだけたくさんの素材を使って一番いい感じの濃さの薬を作る、というところがこのゲームの趣旨であり、全員で同時にひとつずつバッグから素材を出していくところはとてもドキドキする。アイテムもたくさんあってカラフルなので見てても楽しいし、パーティーゲーム的にわいわいできるのもポイントが高い。2人でもできるので、買いもありかなあと思うくらい。買わなくても、ボドゲカフェとかに行ったときはぜひぜひ。




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