AI(i2i)による既存イラストのトレパク、いわゆるAIトレパク師による被害まとめ(随時更新 情報提供歓迎)
i2i
i2i機能を使うと、自分で書いた落書きやラフスケッチ、資料写真などを入力してイラストを生成できる。アイデアを膨らませたり、作画作業の補助として使ったりと活用の幅もある。生成したイラストを手描きで修正し、i2iで再合成することで修正するという使い方もできる。
一方、これを悪用すれば、他人が制作したイラストを無断で入力して再合成したものを自身の作品として発表することもできる。トレースをしているわけではないため“トレパク”(他人の作品をトレースにより自作品として盗むこと)に該当するとは言いにくいが、SNS上では便宜的に「AIトレパク」と呼ばれることもある。
イラスト生成AIを使っている人の中にはこれを問題視し、他人の絵を勝手に使ってi2i合成をしない「noi2i運動」を行っている人もいる。
文化庁「令和3年度著作権セミナー(岐阜県)著作権法概論」より
イラスト生成AIで考えると、例えば指示文(いわゆる呪文)を入力してイラストを生成する「t2i」(text to image)生成で作った画像が偶然既存の作品と似ていたとしても、元作品を知らなければ依拠性が認められない可能性が高い。
しかし、t2iで生成すれば全て著作権侵害ではないとは言いきれない。例えば「○○さん風の○○の絵」のように指示することで、参考にしたイラストレーターの特定の作品に似た絵が生成されれば、依拠性があると判断される可能性もあるという。特定の既存作品にそっくりなイラストを狙って合成しようとした場合も依拠性が認められる可能性は十分ある。
AIトレパクによる加害者被害者一覧
ゆーます(加害者)
(加害者)松崎みさと@matuzakimisato
松崎みさと@matuzakimisato
1月25日
さっきネットで拾ったスプラトゥーンの絵でテスト。まぁ著作権は任天堂にあるキャラだし、任天堂は許してくれるやろ