福岡~宮島~尾道の旅(2/10)
1日目 5月4日(木)
10時48分発の大宰府行き急行に乗ります。
ちなみに特急の場合は二日市駅で大宰府線に乗り換える必要があります。
今日の行程で、天神~大宰府~柳川(川下り)~天神と西鉄を使うにあたって下調べをしていたら、大宰府・柳川観光きっぷなるお得な切符がある事がわかりました。
上記の行程の乗車券に川下り乗船券と各所で使えるクーポン券がついてくるのです。
今回は柳川で買い物をしたり食事をする予定は無いので、クーポンは使わないから割高だろうなと計算してみたら、乗車券と乗船券を通常に購入するより600円安くなっていました。それにクーポン券がつくのでネットで申し込んだのでした。
家族3人ぶんで普通に乗車券を買うより1,800円安くなります。結構お得です。
途中の二日市駅でスイッチバックして、大宰府線に入って行きます。
天神から26分で太宰府駅に到着です。
太宰府駅は観光地の駅らしく、それらしいデザインになっています。
駅を出たらすぐに隣接しているうどん屋さんへ向かいます。
観光地で食事をする場合のコツは、昼は1時間早くする事です。
入店するのに並んで観光の時間が短くなるのは本末転倒です。
ちなみに待たずに入店できましたが、5分後には待ち行列ができていました。
今回楽しみにしていたのが博多うどんです。
タモリもコシの無いぶよぶよした麺がいいんだと言っていたので、てっきり伊勢うどん並みにぶよぶよしているのかと思ったら、そこまでではなく、スーパーで1玉60円ぐらいで売っている生うどん程度のぶよぶよ加減でした。
事前に調べていた、お勧めのごぼう天うどんを注文。
5分もせず着丼です。
まずは熱々の汁を飲んでみます。
いや、うまい!
うどんやそばの汁は西日本の方が格段に旨い・・・というより全く別の食べ物だと思っていますが、それにしてもこれは美味しい。
うどんにして良かったぁ。
軽い食事を済ませていよいよ参道へ向かいます。
ここでうどんだけの軽い食事にしたのは、この後に梅ヶ枝餅を食べるからです。
入り口から凄い人です。
急いで進みたいのですが、思うように進めません。
ここではお店は寄らずにひたすら天満宮を目指しますが、歩きながらお店のチェックは怠りません。
行きにお店に寄り始めるとスケジュール通りに進まなくなるので、行きにチェックして帰りに立ち寄るのがベストです。
参道の突き当り右側に行列ができていました。撫で牛です。
なでなでしたいところでしたが、皆さん撫で牛の前や後ろでポーズを取って、何枚も写真を撮っているようです。
1組あたり1分かかるとしても20分以上は待ちそうなのでここはパス。
手水舎で清めてお参りの列に並びます。
あれ?ここまで御朱印を貰えるようなところは無かったなと気づきました。
となると、この門をくぐった中にあるはずです。
お参りする行列も20分ぐらいはかかりそうです。
それから御朱印を貰っていては遅くなりそうなので、ここは二手に分かれる事にしました。
僕がお参りの列に並んでいる間に家内が御朱印を貰ってくるのです。そして息子は伝令として中間地点で僕の場所を押さえておいて、戻って来る家内に伝える役です。
もうあと3組ぐらいというところで家内が戻ってきました。
そうそう、実は太宰府天満宮は大改修に入っていて、今は仮殿にお参りする形になっています。
せめてゴールデンウイークが終わってからにすればいいのにと思いますが、3年に渡る工事なので仕方が無いのでしょう。
これが仮殿と知らない人もたくさんいるのだろうなと思っているうちに順番が来ました。息子は今年受験なので熱心にお参りしています。僕も道真公にお願いします(どうか天気が良くなりますように)
さてお参りが終わったら、仮殿裏の本殿に回ります。今は横からなら見る事ができます。
そして見過ごしそうな飛梅もカメラに収めました。
今度は急いで絵馬を買います。息子に合格祈願の願い事を書かせて奉納しました。
来た道を戻るのは混んでいるので、本殿の裏を回って参道へ向かいます。
すると参道に出る手前に梅ヶ枝餅のお店があって、何人か並んでいました。こちらは食べ歩きのテイクアウトをする人達の様です。中を覗くと数席あるテーブルは1つしか埋まっていません。
来るときに見た参道の店は食事時という事もあってどこも混んでいたので、速攻でこの店に入る事にしました。
店内は単品での販売は無くセットのみでしたが、それは望むところで、抹茶のセットを頼みました。息子は梅ジュースのセットです。
待つ事10分、香ばしい匂いとともに梅ヶ枝餅が来ました。
熱々で香ばしくで美味しい。そして抹茶がよく合う事。
テーブルに置いてある梅ヶ枝餅の由来を読んでいた息子が「すがこうって誰?」と聞いてきました。
「カンコウ!菅原道真公を略して菅公だよっ!」
受験、大丈夫か?・・・
そんなこんなでここまでの疲れも吹き飛ぶような美味しさでした。
ここからは人混みの参道を戻りつつ、お土産の梅ヶ枝餅を買って駅へ向かいます。
つづく