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よくある質問「薬って期限いつまでですか?」
おはようございます、こんにちは
はやとくです。
薬の説明をしている時によく質問されることがあります。
「この薬、いつまでもちますか?」
薬を使い切らずに症状が改善した場合
あまった薬を次のために置いておきたい。
予備として持っていると安心できますよね。
今日はよく質問される
「この薬、いつまでもちますか?」
の目安を簡単にまとめました。
※薬によっては保管条件が特殊な薬もあります。
※症状が改善しても続けるべき薬もあります。
不明点は薬剤師に確認しましょう。
▶期限一覧
❏内服薬
□錠剤やカプセル剤 :6ヵ月~1年
□散剤や顆粒剤(メーカー個包装):6ヵ月~1年
□散剤や顆粒剤(薬局で分包):3ヶ月〜6ヵ月
□水剤(薬局で分注):1ヵ月〜3ヶ月
□水剤(加水されたもの):2週間〜1ヵ月
❏外用薬
□点眼薬(開封済):1ヶ月
□点鼻薬(開封済):1~2ヵ月
□軟膏やクリーム(開封済):6カ月〜1年
□軟膏やクリーム(混合):3ヶ月〜6ヵ月
分離しているなどの外観変化がある場合は
期限内でも破棄
これらはあくまで目安なので、保存条件によっては思ったより早く見た目が変わってしまうこともあるので注意です。
原則、光が強くなく、湿気がつかないところに保管しましょう。冷蔵庫でも大丈夫ですが、凍らないようにしましょう。
軟膏や薬局で分包・分注・混合したものは、いったん外気に触れたものなので、雑菌が増えるリスクがあります。出来るだけ早く使い切る方がいいです。
軟膏は使用前に手を洗ったり、綿棒を使用するなどし、患部に触れた手で再度軟膏を取らないようにしましょう。
また水剤はスポイトやカップなどを使用し、直接口につけないようにしまょう。
ほとんどの薬の期限は
工場から出荷されて3~5年が一般的です。
ですが、一般的にはあまり使用しない薬の場合、工場から出荷された時期が結構前で、薬局でもらったときには期限が短いことがあります。
お渡しするときに期限が短い薬は説明させていただいていますが、気になる場合は薬剤師に確認しましょう。