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悩める太鼓叩き

皆様こんにちは!音楽家の23(フタミ)です。

この度noteに移行したので、まずは過去にあげたブログ記事を、若干手直しして再投稿していきます。(記事数稼ぎ)

はじめましての方のために簡単に自己紹介。

僕はプロの音楽家として活動しております。

専門は打楽器。太鼓全般(ドラムからティンパニ、幼稚園でやるカスタネットからトライアングルまでを本気でやる人)を担当しています。

音大卒業後、地元浅草を拠点に、全国どこへでも呼ばれたところでトコトコ太鼓を叩いて生活しています。楽しいよ。

SonyMusicが立ち上げたSTAND UP!ORCHESTRAに所属しています。最近は1RoomOrchestraというアンサンブルグループで活動するとともに、Youtubeでも音楽業界の魅力と裏側を伝えるべく「ist」チャンネルを開設しました。良かったら見てね。

その他詳しいプロフィールなどは僕のHPよりご覧ください!

そんな僕の仕事「打楽器奏者」の変わった日常をゆるく楽しく伝えていきます。

暇で死にそうな時にでも見ていただけたら嬉しいです!

「悩める太鼓叩き」画像1

打楽器あるあるなんですけど、よく「家で練習できるの?」と聞かれることがあります。

答えは人それぞれですが、先ずはこんな参考資料がありますので見てみてください。

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※これは音の大きさ(dBデシベル)を大まかに分類したものらしいです。

打楽器の代表であるドラム君がどこにあるか見てみましょう。

なんと落雷とジェット機に次ぐ堂々の第3位!凄い!もはや騒音!

家の近くに打楽器奏者が住んでいるそこのあなた。隣人は雷にも飛行機にもなれるのです。さぞ大変でしょう。

まぁそんなこと大家さんが許してくれるはずも無く、ほとんどの物件では打楽器は無論、そのほかの楽器も音出しがかなり制限されているのがほとんどです。

その中で打楽器奏者たちは、電子楽器を使ったり楽器にミュートをゴリゴリに付けて、隣人にいつ怒鳴られるかヒヤヒヤしながらこっそり練習しているのです。(偏った私見)

もちろん家を防音仕様にしたり、楽器専用地下スタジオを作る奏者もいます!羨ましい!

そんな素敵環境に憧れながら僕が練習する際は、大体専門の音楽スタジオ・地元の公共施設に楽器を運んでます。そして最近はこんなところでも。


そうカラオケ!
身近で安くて歌える防音スタジオです。

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写真はついこの間借りたカラオケルームです。誕生日には1ヶ月ほど早かったですがハッピーな気持ちになりました。あとクマがファブリーズ臭かったです。

こんな予想外の歓迎もされますが最近のカラオケは楽器練習も許してくれるお店が多くなって大変助かります。

このように自らの騒音、もとい"奏音"に悩む打楽器奏者たちは先ず練習場所を確保するところからスタートなのです。今上手いこと言ったでしょ。

ちなみに僕の部屋の向かいはそこそこ大きなお墓なのですが、お参りに来た人で凄いリズミカルなりんの音(チーンってやつ)が聞こえてきたら多分僕のトライアングルの練習です。

今の所まだ取り憑かれてません。

今日も隣人と故人に怯えながらコソ練をするフタミでした。

それでは皆様また次のnoteで。

23

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二見智祥/Tomoaki Futami
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