どんぐり。そして、森の炭焼きとカシノナガキクイムシの関係性。
2023/10/17 ながさき県民の森「ドングリのひみつ展」にて(勉強メモ)
・ながさき県民の森には12種類のどんぐりがある。
・どんぐりの種類を判別するには「けんか(堅果)」(どんぐりの本体)と「かくと(穀斗)」(どんぐりのパンツ(ハカマ)または帽子)が必要。
・一年成(いちねんなり):冬越さない、6月上旬に芽吹き(めぶき)、6月中旬に開花(受粉して二週間ほどクリの形になる)、落葉樹が多い。
・二年成:冬越す、5月上旬に芽吹き、5月中旬に開花、同じ枝に1年目赤ちゃんドングリと2年目ドングリが混在する、常緑樹が多い(ウバメガシ例外)
・風媒花(ふうばいか)【ブナ・コナラ】:おばな、めはなが別々につく。めはなは、新葉(しんば)のわきに付き、おばなは穂が束になり垂れ下がる。香りも蜜もなく、風に運ばれ、めしべにつく。
・虫媒花(ちゅうばいか)【シイ・マテバシイ・クリ】: おばなは穂が垂れ下がらず、めはなのある位置すなわち斜め上をむく。強い香りと蜜で昆虫を誘い、花粉は昆虫に運ばれてめしべにつく。
木炭の原木はアカガシが多く(県民の森では一番多い樹種)。森の炭焼きが衰退するにつれて、アカガシが更新されず大木化し、カシノナガキクイムシとそれに付くナラ菌によるナラ枯れが拡大・深刻化するようになってきた。
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BRENDA CHEN(日英中逐次通訳)
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