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フリーになったということ
年も明け、フリーランスになってから1年が経過したので仕事を振り返ろうと思います。
働くことの重さを感じられた一年でした。フリーランスや副業という新しい働き方が増えてきている昨今ですが、皆さん共通して手に職がついているんですよね。自分がやってきたことを振り返るとこの土俵で自分が戦えているのか、というのも怪しい。辞めた当初は前職の雑誌の仕事も頂き、ある程度は回っていましたが、根本的にこれが良くなかったんだな、と今になって気づきます。社員からフリーに変わったことで、1ページ1ページの重さは感じるようになったことはもちろんですが、根本的には、何も解決されていない。与えられた仕事を請け負って納品する。この考えだけで半年ほど続けてしまったがためにフリーとしてあるべき、”仕事”を獲得する意識が低かったんです。
どうやって仕事って取ってくるんだっけ。どうしたらうまくいくんだろう。働くって何。と、自分で考えれば考えるほど、頭の中で負のサイクルが始まっていく。で結局現実逃避。情けない話です。
「働く」広辞苑では、”生計を立てるために労働をする”と記載されています。となると生計を立てられていない状態は”働いていない”になるのでしょう。そもそも僕が入社した会社も社長が20代半ばの若さで野望を持って独立し、20年ワンマンながら続けていたのですから、改めて尊敬します。
そもそもなぜフリーになったのか。それは会社への不満半分。同業で一緒に暮らす恋人の仕事を手伝って欲しいと言われたのが半分。自分の野望や夢なんて何一つなかった。誰かの助けになることの最上の喜びを感じる性格をし、自分の仕事に価値を付けられないから営業もままならない。ノウハウを知らないからと言い訳して、逃げに逃げ続けているんだな。と、つらつらとこれを書いていて思うわけです。
でも後悔をしているわけではありません。腐った性根を叩き直すには良い機会だとも思います。20年以上この性格できてしまっているからすぐに変わることはないのでしょう。フリーランスにも向いていないサラリーマン気質の自分なのも理解しています。でもここから脱却したいと感じる自分も紛れもなく自分なので、時間かけても向き合っていかなきゃいけないんだろうと思っています。
「こんなダメな奴がいるんだから、俺は頑張っている方だな」
って自分を褒めてあげてください。そんな一助になれるだけでも僕は幸いです。仕事もプライベートも本当にダメダメなのですが、それは機会があれば綴らせていただきます。
2020年は自分をもう少し外に広げて行けたら良いなと、そうして「働く」ことができれば良いなと。全てが自分次第。2019年はそれを思い知った。今年はそれを生かしたいと思っています。
フリーは働く時間も自由で良い。なんて言っている人もいますが、みんな「働く」と「時間」、「自由」は同じことなんだと思います。言うなればずっと休みだし、ずっと働いている。働くを楽しめる人が一番自由なんだと思います。僕にはそれができない。だからいつまで経っても一流にはなれないかもしれない。それでも生き続けていられたらそれは、「働けている」と言って良いと思っています。
働くことはすごい大変だし、フリーランスなんて全部自分。誰も守ってくれない。もっとやらなきゃいかんことがたくさんある。時間を得る代わりに失うものは非常に多い。甘かった自分を反省し、時間をかけてでも次につながることを考えて、とにかく今は、器用貧乏を生かし何でもやっています。
まとまりのない文で、ライター失格ですが、この荒っぽさも自分らしいなと思ってこのままで、、、、来年はもっと良いこと書けたら良いな〜。
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