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6785 鈴木の業績についてポイントまとめてみた

✅ 1933年6月に鈴木製作所を創業し、鉱石ラジオの部品用金型の製造を開始
✅ 本社は長野県。自動車電装部品向けやスマホ向けコネクタの製造・販売が柱
✅ 筆頭株主は同社代表取締役および親族の資産管理会社である有限会社スズキエンタープライズで15.7%、次いで日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社の信託口が8.0%、日本マスタートラスト信託銀行株式会社の信託口が5.5%、その他は鈴木従業員持株会、社長の鈴木教義氏、8359八十二銀行などが続く。尚、2021年8月23日付で、有限会社スズキエンタープライズは、同じく同社代表取締役および親族の資産管理会社である株式会社クリンゲルに保有する全株式を売却した旨が報告されている
✅ 社長の鈴木教義氏はアメリカ・インターナショナルカレッジ・オブ・カリフォルニア卒→1982年3月同社に入社→1987年8月取締役を経て、1991年5月現職に就任。創業家の3代目社長
✅ 売上高の構成比は、金型が4.2%、部品が75.7%、機械器具が20.0%

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✅ 金型事業では、コネクタコンタクト用やモールド部品用、小型電子機器部品用のプレス金型とモールド金型の製造から加工、組立までを一貫して行う。自動車向けが中心であるが、半導体検査装置や液晶関連装置向け等の新分野へも供給を進める
✅ 部品事業では電子部品や自動車電装部品向けのコネクタの製造からめっき、成形、組立までを行う。連結売上高の7割を占めており、国内のコネクタメーカーのほとんどに製品を供給する
✅ 機械器具では、車載関連装置や半導体関連装置、医療関連器具などの生産システムの設計から製造、組立までを一貫して行う。2021年6月期は自動車関連向けの売上が55.8%、医療関連向けが27.5%、その他が16.7%を占める
✅ 主要顧客ごとの売上高は、住友電装株式会社が34.5%、タイのDDK社が15.5%、4543テルモが12.7%を占める。(2021年6月期)
✅ 売上高は2017年6月期から2021年6月期にかけて+37.9%増収。2021年3月期は金型事業が低迷したものの、部品事業でのスマートフォン関連部品や自動車電装部品、機械器具事業での自動車関連・医療関連の自動機器の売上が堅調に推移して前期比+16.3%の増収となった
✅ 経常利益は2018年6月期を頭打ちに2020年6月期にかけて▲33.2%の減益だったが、2021年6月期は部品生産システムの無人化や高精度の品質維持の実現による収益性向上を図り、前期比+129.4%の増益となった

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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