採用は「凸凹の噛み合わせ」
採用の仕事をしていると、
色んな悩みを貰うことが多いです。
大抵の場合、選考に対する不安を皆さん持っていて、
· 自己PRはどうすれば良い?
· 志望動機は何て言う?
· 良い逆質問はないの?
といった質問をよく受けます。
そんな私がいつも言うことは、
「企業の人材ニーズだけ理解すればすべて解決する」
ということ。
選考対策に関する情報は溢れていますが、
結構本質的なところは忘れがちなのが常。
採用の本質は本当にシンプル。
結論から書いてしまいますが、
採用選考は「凹凸を噛み合わせていく活動」です。
凹凸とは何か?
凹:企業側が求める人材要件
凸:応募者の特性(スキル・素質)
この凹凸が噛み合いさえすれば、
「きみ、採用!」ということになるんです。
もう少し凹凸の詳細を話してみます。
凹(企業側が求める人材要件)
企業側は人材要件というのを決めています。
簡単に言えば、
「この仕事にはこんな人が向いているよね」
という条件を決めているということです。
採用担当からすると人材要件は、
採用活動の羅針盤のようなものなので、
各部門にしっかりとヒアリングをします。
ヒアリングさえできていれば簡単。
あとはその条件に合致する人材を集め、
面接を通して活躍してくれそうであれば採用する。
応募者からは見えませんが、
採用の裏側ではこんなことが行われているんです。
凸(応募者の特性)
読者のみなさんからすれば
こっちの方がわかりやすいですね。
応募者の特性と一口に言っても、
以下のように色々な特性があります。
・見た目
・人柄
・保有資格
・これまでの実績
応募者はこんな特性を企業の人材要件に
合致しているように見せれば良いだけなんです。
まとめ
選考対策をあれこれ考える前に、
採用は「凹凸の噛み合わせ」
という前提に立ち返ってみると、
意外にも悩みが解消できるものかなと思います。
まずは、シンプルに凹凸の整理をしてみることで、
内定へ一歩近付けるのではないでしょうか。
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