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私が見せたい親の背中〜旦那のダンス100日チャレンジ〜

マイハズバンドとしは
現状の外にゴールを設定し、
1人でも毎日コツコツ努力をし、
それに向かって突き進む能力に長けている。

彼が未経験ながらダンスを始め、
100日で集大成の動画を撮り
一つのコンテンツができたとき、
一人息子のボーイはニコニコしながら
『お父さんすごいね!』と言った。


大人は子どもによく、
君は何にでもなれると言うが、
その言葉に説得力はあるのだろうか。

ある程度大人になったら、
何にでもなれないのだろうか。

子どもの世界は狭く、
身近な大人たちの姿は、
子どもにとって、ロールモデルであり、
憧れにも、絶望にもなり得る。


かくいう私も、
ここで散々継子ボーイへの愚行を書き連ねておきながら、
ええカッコしいな者で。 

結婚と同時に小学生の母になったとき、
私は子どもへの
"大人の魅せ方"について初めて考えるようになった。

"働く大人としての魅力"というか。

自分の親や友だちには、
仕事が大変だの、辛いだの、何でも言えた。

愚痴を言い渋る世界線があるとは想像もしなかった。

未成年と一緒に暮らしてみて、気づいた。

子どもに、
こっちは仕事で疲れてるんだから!
家で余計な仕事増やさないでよ!
とか言いたくない。

あ〜大人って毎日疲れてるんだ。
嫌々働いてるんだ。
仕事のせいで不機嫌なんだ。

そんな風に思われたくない。

お母さんは毎日楽しそうだな。
大人になったら好きなことたくさんできるんだな。
一生懸命な姿かっこいいな。

そんな風に思われたい、、、!!

私は昔から"憧れられたい"願望が強いのかもしれない。

私の親たちが楽しそうに過ごしていたからかもしれない。


そういう"仕事も人生も楽しんでいる大人"
と思われたがっていたら、
だんだん仕事の内容が変わってきて、
自分が楽しめるようになってきて、
理想が現実になってきた。


ボーイと暮らしていなかったら
人から求められる仕事だけを続けていたかもしれない。


もちろん仕事は疲れるし大変なときもあるけど、
毎日それなりに楽しいと胸を張って言える。



だがしかし、ボーイにとっての父、
マイハズバンドとしのチャレンジングな夢の実現はパない。

エモくてまぶい。

38歳ダンス未経験が
ダンスミュージックビデオ作ってる。

全く踊れないところから、
毎日家で練習して、
夜のダンススタジオにも通って、
いろんな人にダンスの先生や撮影、編集してくれる人を紹介してもらって、
そうやって一歩ずつ、
100日目に向かって努力してる大人。

パない。

すごすぎる。

私は衣装選びしかしなかったけど、
撮影当日は観客としてキャーキャー言ってただけだけど、
たった100日でこれだけ人って成長して、
見たことないくらい輝いて、
やりたいこと実現するんだって、

私もボーイも目の当たりした。

考え方一つで、
行動が変わる。

行動が変わって、
未来が変わる。


当たり前だけど、
大人になって、毎日に忙殺されていると
忘れてしまうことを
思い出させてもらった、貴重な体験だった。



そして、いま、
彼は新たな夢に向かって動き出している。


ダンスの次は、歌・・・!!!


ボイストレーニングが始まった。

もう誰も彼を止められやしない。

もう止まらない、shining one,とし。


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