子どもと料理するときの工夫
今日はスーパーで牛肉が安かったので、芋煮を作ることにした。
小5ボーイに手伝ってもらうには、工夫が必要だ。
ソファで漫画を読んでいたボーイを数回吠えて召喚。
まずは葱を切ってもらう。
お手本に斜めに切ったけど、ボーイが切ると段々傾斜がなくなってくる。
そうじゃなくてこうだ!とまた軌道修正する。
イライラするボーイ。
ブーブー言う私。
いつものふたり。
次は難易度を下げて里芋洗いを依頼する。
小さな芋は、子どもの手の方が掴みやすい。
これで少し元気を取り戻すボーイ。
次は更にテンションを上げるために、こんにゃくを切ってもらう。
敢えて袋の開け方については触れず、試行錯誤したボーイは包丁で切り込みを入れた。さすが。
こんにゃくをサクサク切りながら、口でも『サクッ!サクッ!』とテンションマックスに。
母から好きな大きさでいいと言われたのに、最後にそれ全部半分にしてと言われてまた出鼻をくじかれるボーイ。
せめてもの反抗心として切り方を何通りか変える。
もう解放されると思いきや、最後に里芋の皮剥き。
私がやっていた続き、ピーラーで依頼。
やはり小さい芋は子どもの手の方が掴みやすい(はず)。
ヌルヌル滑る芋に苦戦するボーイ。
だんだんまたイライラしてくるころに、水で流しながら剥くといいよとアドバイスすると『ほんとだ〜!』とまたライフが少し復活。
あとはもう意地のように最後まで剥き切ってくれた。
感謝。
ありがとうボーイ。
ありがとう牛肉40%オフ。
ありがとう山形県。
子どもに少しでも長くキッチンにいてもらうには、
依頼する順序、難易度の工夫がポイントである。
初日はそのまま、二日目は煮込みうどんがおすすめです。