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私について 結婚生活を振り返る

想像していなかった未来というお題を見て、つい苦笑してしまいました。ほとんど、想像出来なかったことの方が多いので、想像出来たことってなんだろうと、むしろ考えてしまい、苦笑したのです。

小さい頃からどちらかと言うと男の子っぽい女の子でした。男の兄弟が欲しかったので、結婚して男兄弟が出来たことはまさに瓢箪から駒。女系家族に育ったせいで、男の子を産んだのは、想像してなかったことだと言えます。子どもたちが俗に言うハーフだと言うことももちろんそうですが、自分のお腹から男の子が生まれたのは不思議でした。

大家族に嫁いで、そこに馴染めたことは、不思議を通り越して奇跡です。一人っ子の私にとっては3人以上の家族は皆大家族なので、夫が4人兄弟だということや、私たちに3人子どもが授かったことも、正直言って想像していませんでした。

日本以外の土地に骨を埋めるつもりでいることについては、どちらとも言えません。私は非科学的な事を信じることがあまりないのですが、運命ってある気がします。たまたま語学留学した先で夫に知り合ったので、私たちが出会う確率は天文学的数字です。でも、海外に出たという時点で、可能性がかなり上がります。これを奇跡だとは、私は考えていません。

夫の頭の硬さも、予想以上で驚かされました。適当に浮気とかして、バレたら謝るとか、もう少し器用に振る舞えないものかと呆れるくらい真面目すぎて、これも完全に予想外です。どっちがよかったとか、そういう問題でもないのでしょうけれど、とにかく、本当に頭が硬いんだ、って思い知らされました。

結婚した時点では、私たちにルールはありませんでした。今もはっきりしたルールなどないのですが、二人の関係に解決出来ない問題ってあまりなかった気がします。今回のレスの問題も、自分たちなりに解決しました。少なくとも、もう私たち二人の問題ではなくなりました。いいのか悪いのかは分かりません。ほんの少しだけ、悲しい結果だとは流石に思います。

言語化することが、つまり話したり、文章化することが最近テラピーで有効であるということはなんとなく読みかじって知っていたのですが、その効果ははっきり言って、想像以上でした。私は執筆をはじめて、自分自身と四つに組み合うようになって、確実に効果を得ています。誰の為でもなく、自分に必要で書き始めました。嬉しいことに、読んでくださる方々からの、静かな共鳴のようなものも感じられるので、癒されたり励まされたり本当にありがたいと思っています。

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