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アルバイト

今日はレジスターの派遣のアルバイトをやってきた。

男がレジするのは何故だか少し女々しい感じもするが、僕はあのレジの感覚がとても好きだ。

そういえば大学時代のコンビニのアルバイト先の同僚かつ同大学の先輩に、「お前中性的なところがあるなぁ」と指摘された事があった。

僕は確かにいわゆる「男らしい」タイプではない。女と男の合いの子みたいな雰囲気なのだ。

だからだろう、いつも女性が一定数いる職場を好んでやっていた。

そしてこの年になって(いい年なのだが)レジスターに行きついてしまったのである。

ある時はコンビニで、またある時はスーパーで、またある時はレンタルショップなどでレジを経験してきた僕は、1番単純なスーパーのレジをいつもチョイスしているのだ。

いい加減正社員になった方がいいのかもしれないが、そんな事に頓着しない僕は、また淡々とアルバイトをやっている。

まぁそれで生計が一応立てられているのだからまあいいか。

そんな風に思っている。

一方弟はいっぱし正社員で、東邦ガスの下請けの、ガス管の交換を営業する仕事についている。

いつも大変そうで、弟から比べれば少しの労働で賄っている僕は、いっぱい稼いでいっぱい使う弟と、少し稼いで考えて使う僕とで、対照的だ。

母は占いの鑑定士。妹も似たような仕事をしているらしい。

そんなわけで何とかその日暮らしよりはマシな生活をしているわけだ。

そういえば最近ユニセフに寄付をする月々のプログラムに参加を申し込んだ。

ウェブで出来るのだから、大人になったらいつか、と、子供の時にやってみたかった国連への寄付が、ほんの1000円ずつだができるようになった。

働くって素晴らしい。

ある超著名人が言っていたが、働くとは、「ハタ(周りの人達)が楽」という語源がある事を言っていた。

これからも持病のせいでバリバリとは働けないが、精一杯、ハタ楽ぞ!

と、決意しました。


ぺん太郎

#創作大賞2024
#エッセイ部門

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