母のありがたさ
今日は弟がとても愚痴を言っている。
上手くいかない事の方が多いよね。
そんな事を胸の中で思っている。
家族でこの前
強さの方が大事か優しさの方が大事か
と言う話題になった。
僕は優しさだと思った。
結局は優しい人が
勝ち残っている。
そんな気がする。
妹もあと2ヶ月で借金を返し終えるという。
良い兄妹に囲まれて
兄貴冥利に尽きる。
嬉しいなぁ。
こうやってまた家族で集まって過ごす時間ができるなんて。
母もあと20年位か……。
大切にしてあげなきゃ。
ついつい母の言言句句に一喜一憂してしまうが
もっと強くならなきゃな
と思う。
ゴミ箱のゴミがいっぱいだ。
何だか
ゴミ箱すら
可愛く見える
今日この頃である。
僕は幸せだ。
強い弟に賢く優しい妹。
今死んでも何も思い残すことは無いな。
例えばの話だが……。
コーヒー4杯目を作った。
今日はお風呂に入る気分では無いな。
ただまた一所に集まれた
家族との時間を
飽きるほど
大切にしたい。
母さん今まで僕たちを大きくなるまで
育ててくれて
ありがとね。
あなたの遺志を継いで
僕は生きてゆきます。
今母が生きているうちに
母から全てを学んでいこう。
きっと母とも
兄妹とも
離れ離れになる日が
来るかもしれないけれど
今残された時間を
しみじみ慈しんでいこう。
いい人と結婚しよう。
それが母の願いなのだから。
孫の顔を見せてやりたい。
小さな頃に過ごした小さな
Tコーポ時代。
貧乏に苦しんだ
Nハイツ時代。
音楽にどっぷり浸かった
K住宅時代。
まだまだいろんな時代があったけれど
あなたはいつも優しく
情熱を注いで
僕らを育ててくれましたね。
僕は幸せです。
そしてこれからは社会に
少しづつでも出て行って
あなたの生活の糧を
稼ぎたい。
あなたも外の荒波の中で
僕らを育ててくれたように。
ぺん太郎
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