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聖教新聞 名字の言 物事を成し遂げるために必要な四条件 2024年10月6日

中国・明代の哲人指導者・呂新吾が、物事を成し遂げるために必要な四つの条件を挙げている▼まず「熟つら思い審かに処す(十分に考えをめぐらして慎重に対処する)」。次に「意を鋭くし力を極む(意欲を燃やし全力でぶつかっていく)」。そして「漸あり已むなし(着実に前進をはかり、中途で投げ出さない)」。最後に「深く憂い過ぎて計る(細心を旨とし、こまかく気を配る)」(守屋洋編訳『呻吟語』徳間書店)▼「最高の作戦」と「最高の行動」。そして、最後までやり遂げるための「執念」と「細心の注意」が必要ということであろう▼池田先生が指揮を執り、世間をあっと言わせた1956年の「大阪の戦い」。小説『人間革命』第10巻には、戦いの出発に当たり、山本伸一が「最高の作戦、最高の行動」とともに、「強盛な祈り」の重要性を訴え、こう語る場面がある。「この二つの要諦が調和した時、不可能も可能となり、勝利を得ることができる」「この調和をさせるものは何かというと、それが信心なんです」(「一念」の章)▼信心で勝つ!――これが永遠に変わらぬ学会の勝利の方程式だ。必勝の祈りを根本に勇気の対話拡大に打って出て、皆で新たな常勝のドラマをつづりゆこう。(誼)

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