子どもとお金『こんなお小遣いのあげ方は、おススメしません🤔』
子どもへのお小遣いのあげ方には、
おだちん制(お手伝いなど、人が喜ぶことをしたらお小遣いをあげる)
定額制(定期的に、決まったお小遣いをあげる)
都度性(欲しい物、必要な物があるときに、お小遣いをあげる)
基本的にはこの3種類があり、私個人的にはおだちん制を推奨しています。
理由はこちらをご覧ください → 『お小遣いは、定額制かおだちん制か』
定額制には良い面もあるのですが、ただ「都度性」は多くの意味で「子どものお金教育」にとっておススメできないと考えています。
厳密に考えると、お小遣いの都度性には二種類あります。
子どもが「欲しい!必要!」と言ったら、無条件でお金を渡す
子どもがきちんと、なぜ欲しいか、なぜ必要かを説明し、親が納得したらお金を渡す
1が、お金を上手にコントロールできない大人を作るのは、だれでも簡単に想像できると思います。
もし1を採用している方がいたら、すぐ考え直してください。
では2はどうでしょう。
あえて良い点をあげるのならば、いわゆる「プレゼン力」や「交渉力」が身に付く可能性があります。
親を説得するためにはどうしたらよいかを一生懸命考えますから、それは大人になったときに決して無駄にはならないと思います。
その一方、この都度性では絶対身に付かない力があります。
それが、
「お金を管理する力」です。
都度性では、子どもがお金を管理することはありません。
そして、交渉が成功すれば満額もらえるわけですから、限られた予算の中でやりくりすることもありません。
お金を道具として上手に使いこなしていくためには、その管理方法を身につけることは必須です。
もしお子さんにプレゼン力や交渉力を磨いてほしいのならば、たとえばやりたいスポーツがあるとか、遊びに行きたい場所があるなど、他の場面でもできることだと思います。
定額制がいいか、おだちん制がいいか、あるいはミックスの方法もありますが、どの方法がいいかはお子さんの様子を見ながら、臨機応変に対応していってもいいと思います。
ただしお小遣いのあげ方として、特に安易な都度性には、充分気をつけるようにしてください😊
あっ、ちなみに子どもにせがまれて、ついついお金をプラスアルファであげてしまうのも、都度性のバリエーションの一つです。
念のため覚えておいてくださいね😅