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子どもとお金『親の小さな嘘の積み重ねが、嘘をつく子を作るらしい🤔』

子どもが嘘をつく理由には、いくつかあります。

親の注意をひくためであったり、自分の失敗を隠すためだったり、逆に親に心配をかけまいという健気な嘘もあるでしょう。

そして子どもが嘘をつく理由の一つに、「親の真似」があります。

やはり、、、と言えると思いますが、嘘をつく親の子どもは、嘘をつくことに抵抗が少なくなるようです。


親は決して、悪意を持って子どもに嘘をつくわけではないでしょう。それどころか「良かれと思って」であったり、時には「子を守るため」という理由もあると思います。

  • いい子にしていないと、おまわりさんが来るよ!

  • ちゃんとお片付けしないと、おもちゃを全部捨てちゃうよ!

  • 勉強しないなら、もう学校へ行かなくていい!

  • (本当はあるのに)今日はもうお金が無いから、買ってあげられないの。ごめんね。

  • (本当はやっているのに)遊園地は、今日はお休みなの。

  • そっちは行っちゃダメ。お化けがでるよ~🙁


多くは、子どものしつけのためにつく、小さな嘘かもしれません。

けれど、「親が良かれと思ってつく嘘であっても、子どもの正直さに影響を及ぼす」と、公認心理士の佐藤めぐみさんも言われています。

またシンガポール大学の研究によると、親が嘘をつく子どもは、攻撃的で規則を破りやすい大人になる傾向があることもわかっています。


そんな親の元で育てられた子どもが大人になった時、どのようにお金と付き合うかを想像してみてください。

正直ではなく、攻撃的で、規則を破りやすい人は、いったいどのようにお金を得ようと思うのでしょうか・・・。

いったいどのようにお金を管理し、使うのでしょうか。

私は、あまりいい想像ができませんでした。

もちろんあくまでも、そのような傾向がある、というだけの話しとも言えます。


多くの皆さん、いやすべての親は子どもに、

「嘘をついてはいけません!」

と教えていると思います。

ところが子どもは、徐々に親がついている嘘を見抜くようになります。

「嘘をついている人が、嘘をついてはいけない、と言っている」

子どもは次第に、自分も嘘をつくことに抵抗が無くなるでしょう。


親として子どもと接するとき、嘘が一つも無いというのは、非現実的かもしれません。軽い嘘で子どもの我がままをかわした方が、親としては間違いなく楽です。

けれど、できたら嘘をつく以外の方法を考えるとか、嘘をつく頻度をできるだけ減らすことを心掛けるなど、大小に関わらず嘘をつかないことが肝心です。


世の中には、上手に嘘をついたほうがお金持ちになれる、みたいに考える人も確かにいます。

しかし子どものお金教育のうえで、これっていいことでしょうか?

私は、全面的に否定します。


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