親に知ってほしい金融用語『貯金と預金は違う😕』
これは親に知っておいてほしい言葉でもありますが、同時に金融用語の小ネタと思ってください。
さて、次の文章には間違いがあります。
「僕は、✖✖銀行に10万円の貯金があります」
タイトルから想像すれば、カンタンですね😁
そう、間違いは「貯金」という言葉です。
正しくは、
「僕は、✖✖銀行に10万円の ”預金” があります」
です。
「貯金」は、郵便局や農協(JAバンク)などで使われるもの。
「預金」は、銀行や信金など民間金融機関で使われるもの。
厳密には、こんな違いがあります。
郵便局はゆうちょ銀行で、今は民間企業じゃん!
って声もありますが、民営化前からの名残りか、今でも「郵便貯金」です。
ゆうちょ銀行のHPを見ても、預金ではなく貯金という言葉を使っています。
ユニークなのは、破綻時のスキームである「預金保険制度」の説明文。
民営化されたので、他の民間金融機関と同じくゆうちょ銀行も預金保険制度へ加入しているのですが、
『お客さまがゆうちょ銀行にお預入れいただいた貯金等は、一定の条件を満たすものについて預金保険制度によって保護されています。』
と説明しています。
預金保険制度で守られるお金であっても、ゆうちょ銀行に預けたお金は、「預金」ではなく「貯金」という言葉が使われているのがわかります。
参考までに、預金保険機構のHPで説明されている預金保険制度の文章には、「貯金」という言葉は一切出てきません🤣
現在、「貯金」という言葉のほうが一般的な気もしますが、皆さんはどうでしょう?
これだけ巨大な都銀が揃って「預金」と言っても、やはり郵便局の力には敵わないということでしょうか。
貯金と預金。
厳密な使い分けをする必要が日常生活であるかと言うと、正直、私は無いと思ってます😅
ただ親として、子供にちょっと偉そうなことが言える小ネタになりそうだと思って、取り上げてみました🧐
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