ペペシのアメリカ留学 その12😆✨
4軒目のホストファミリーにお世話になり、富裕層の多いハイランドハイスクールへ通い始めて、おそらく一週間もしないころ。
学校の中で、突然日本語で話しかけられました。
「コンニチハ」
見ると、とても小さな東洋人の女の子です。
彼女の名前は、「レイコ」。
高校1年生の、日系三世の女の子でした。
どうやら日本から留学生が来たというのを耳にしたらしく、私のことを探してくれていたようです。
彼女のお父さんはアメリカ生まれ、アメリカ育ち。日本語はほとんどしゃべれません。
お母さんは広島生まれで、お父さんと結婚してソルトレイクシティーへやってきたということで、普通に日本語をしゃべれます。
やはり同郷ということの親近感はとても強いのでしょう。
レイコと言うより、レイコのお母さんが積極的に私を気づかってくれました。
あっという間にお呼ばれして、自宅で夕食をご馳走になります。
アメリカへ行って、初めての「普通の日本の食卓」です!😍
温かな真っ白いご飯に、熱いお味噌汁に、おかず。
真っ白いご飯を見た瞬間の感動は、今でも忘れられません😁
ご家族は日系人ですから、宗教はやはり仏教でした。けれど、日本に住む日本人より、よほど深く仏教を信仰しています。
基本、毎週日曜にはちゃんとお寺に行きます。モルモン教を含め、キリスト教の皆さんが日曜に教会へ行くのと同じです。
私もレイコの家族と一緒にお寺へ行きましたが、そこでビックリ!当然ですが、東洋人ばかりです🤣
50人以上の皆さんが集まっていましたが、おそらく8割がたは東洋人。中国や韓国の方もいたようですが、おおよそ日本人、いや日系の方がほとんどでした。当たり前ですが、日本人だけど会話はみんな英語です😆
ソルトレークシティーはほぼ白人社会だったので、アメリカへ行ってから初めて見る、東洋人ばかりの集まりです。
なんか懐かしさと同時に、不思議な違和感も感じた瞬間でした😁
私が卒業式を終えた直後には、ユタ州の観光地の一つである「アーチーズ国立公園」へ、二泊三日で連れて行ってくれました。
これまでのホストファミリーとは、泊りがけでどこかに遊びに行ったことはありませんでしたから、私にとっては、アメリカへ行って初めての家族旅行のようなものです😁
ソルトレイクシティーから車で4時間ぐらい。300キロ以上離れた場所ですから、東京から名古屋ぐらいの場所にある国立公園です。
グレートソルトレイクもアメリカの大きさや広さを感じさせてくれましたが、アーチーズ国立公園では、さらにその広大さを感じることができました。
アメリカの広大さを感じさせてくれる観光地と言えば、グランドキャニオンが有名ですが、決してそれに負けていないと思います。
自然に作られた巨石群があり、中には風化とともに崩壊する岩もあるようですが、日本の感覚からは想像できないほどの、巨石、です😱
この写真は、見出し画像と同じ岩の内側です。私の大きさと比較していただければ、どれだけこのアーチ状の岩が大きいのかお分かりいただけると思います😁
レイコの家族とは、私が帰国をしてからもしばらく交流が続きました。ご家族そろって、日本の我が家へ遊びに来てくれたこともあります。
大人になってから考えてみれば、レイコのお母さんは、私とレイコがいい仲になってくれれば・・・みたいな下心があったのかもしれません🤣
残念ながらそんなことにはなりませんでしたが😅、私が社会人になり、名古屋へ赴任するころまで続いていたクリスマスカードの交換も、いつしか無くなり、お互いの連絡が途絶えてしまいます。
けれどそれから30年以上の後、私は再びレイコとレイコのご家族と、再会することができたのです!😁
その理由は・・・
あともう少しだけ、お付き合いください(^^♪
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