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生命保険note『収入保障保険・就業不能保険・所得補償保険???』
どれも保険の名称です。漢字から想像する意味合いは、多くの方が似たようなイメージは持つのではないでしょうか。
こんなところも、保険なんてよくわからん、と言われる原因の一つかと思います。
厳密にはそれぞれ違いがありますので、今日はそんなお話しを少ししたいと思います。
まず保障内容の違いを、とても大雑把になりますが、分かりやすいように説明します。
収入保障保険
お客さまが亡くなった時に、遺族がお金を受け取れます就業不能保険
お客さまが長期間働けなくなったり、障害を持って仕事復帰が困難な時に、お金を受け取れます所得補償保険
短期間であれ、お客さまがお医者さんの指示で働くことができなくなった時に、お金を受け取れます。障害者手帳などの条件はありません
次に、目的の違いです。
収入保障保険
お客さまが亡くなった時に、お金が必要な遺族のために掛ける保険です。一言で言えば、遺族の生活保障。一般的には、大黒柱のご主人に掛けることが多いです就業不能保険
お客さまが重度の障害や介護状態になり、収入が無くなることを心配して掛ける保険です。年単位やそれこそ一生など、長期間働けなくなることを心配する方に向いています所得補償保険
働けなくなったら、あっという間に収入が途絶えてしまうのが心配な方が掛ける保険です。自営業やフリーランスの方など、社会保険に入っていない方に向いています
最後に、取り扱い保険会社の違いです。
収入保障保険 (生命保険会社)
就業不能保険 (生命保険会社)
所得補償保険 (損害保険会社)
収入保障と就業不能は生命保険商品ですが、所得補償は損害保険商品です。
上記以外にも細かな違いは数多くありますが、名前のイメージは似ていても、そもそもの目的が違う保険です。
この三つのどれかを天秤に掛けて選ぶ、ということではありませんし、三つとも入るという選択肢ももちろんあります。
逆にどれにも入らないというのも、選択肢の一つです。
大切なポイントは、まずはご自身やご家族にとっての「不測の事態」を整理し、優先順位を付け、それが保険でカバーできるのか、保険という手段でカバーするのかを考えることです。
極論と言うか、まっとうな考えだと私は思っていますが、「不測の事態」が起きてもお金に困る人がいなければ、理屈としては保険は不要だと考えます。
ただ長くこの仕事をしていると、理屈ではなく「お守り」だったり、家族を思う気持ちとして、保険に入りたいという方が多いことも事実です。
そんな方の「思い」を、一概に間違っているとは、私は言えません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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