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子どもとお金『お小遣いは、定額制かおだちん制か』
ファイナンシャルプランナーのペペシです。
あなたは小さい時、お小遣いをどのようにもらっていましたか?
私は、基本定額制でした。
最初は確か、一日10円。
10円玉を握りしめ、毎日近所の「たてのさん」という駄菓子屋さんに遊びに行ってました。
あんこ玉やスーパーボール。なんか指につけて、その指を付けたり離したりすると煙みたいなのが出てくるやつとか、ほんとに楽しかったです!(^^)
他に、親父のタバコを買いに行かされ、当時ハイライトが80円で、お釣りの20円のうち10円をお駄賃としてもらったりもしてました。
別な時に話題にしようと思いますが、現在のハイライトの値段が490円だそうです。実に当時の6倍!
普通に貯金をしているだけでは、物価の上昇にはおいつきません!
さて、話しを戻しまして。
子どものお小遣いには、大きく分けて定額制とおだちん制があります。
あるいは、欲しいものがあったらその都度お金を渡しているというご家庭もあるようです。
では、子どものお金教育にとって、どの方法が望ましいのでしょうか?
子どもが生涯お金とうまくつきあっていくためには、私は「おだちん制」を、一部であってもいいので取り入れるべきだと考えています。
主な理由は、
◆ お金は自然と湧いて出てくるものではない
☞ 親や祖父母から、もらえるのが当然ではない
◆ お金は、働かないともらえない
☞ 体を使って働けば、お金がもらえることをまず覚える
◆ ちゃんとまじめに働かないともらえない
☞ いい加減な仕事では、お金はもらえない
◆ 現金を、手にすることができる
☞ これからのキャッシュレスの時代、これは大切なことです
今の時代、お金に働いてもらうこともできますし、それこそ不労所得を得るセミナーが流行りだったりもします。
けれど、あなたは我が子のお金教育において、最初から、不労所得=働かずともお金を得る方法があることを、教えたいと思いますか?
『お金なんか、ちょっと頭を使えば簡単に手に入るよ!』
が、子どものお金教育のうえで、正しいこととは思えません。
『お金は、働いて、そして誰かに喜んでもらって、いただけるもの』
こそ、子どものお金教育のベースとしてあるべきものだと思います。
そのためには、自然にお金がもらえる定額制より、たとえ小さなことであれ、お手伝いをし、パパママに喜んでもらって、そして対価を得られる「お小遣い制」が、私は望ましいと思っています。
良かったら、みなさんのご意見をお聞かせください。