ペペロンチーノ3日目(4月25日)
まえおき
こんばんは、ペペロンちえみです。25歳、都内在住の男性です。
無事に3日目のペペロンチーノを作り終えました。
100日チャレンジの最初の壁は8日目あたりと予想しています。始めたばかりのタイミングは、なにごとも楽しいものです。更新する前に布団に入ってしまった場合に、チャレンジ失敗ということにします。
今日のテーマ
今日のテーマはパスタの太さです。
企画を始めるにあたり、近所のスーパーでパスタの準備を念入りにした結果、我が家のパスタ事情は写真の通りとなりました。
今日のペペロンチーノで使った一番左のパスタが今のところ、一番好きです。100日チャレンジを通して、ペペロンチーノに合うパスタがなにかを少しずつ解き明かせればと思います。
ここから、パスタの太さについてです。
まず、パスタと似た表現で使われるスパゲッティですが、これはパスタの太さを表す名前の一つのようです。
スパゲッティ (spaghetti) という語は、「ひも」を意味するイタリア語 spago に縮小辞のついた形 (spaghetto) の複数形である。原義どおり、デュラム小麦粉のセモリナを使ったひも状のパスタで、断面が円形で、太さは2mm弱のものを指す。(Wikipediaより)
・少し太い物(2mm強)をスパゲットーニ (spaghettoni) またはヴェルミチェッリ (vermicelli)
・少し細い物(1.6mm前後)をスパゲッティーニ (spaghettini)
・さらに細い物(1.3mm - 1.5mm程度)をフェデリーニ (fedelini)
・1.2mm未満の物をカペッリーニ (capellini)
と言い分ける。ヴェルミチェッリは、バーミセリーと英語読みで呼ぶこともある。(Wikipediaより)
スパゲッティ(spaghetti)は太さ1.9mmくらいのようです。
ワインバーで働いていた頃にフェデリーニ(No.10)とカペッリーニ(No.9)を買い出しで買っていた記憶があります。そうめんみたいに細いカペッリーニは冷製パスタで使っていました。
製品のナンバリングに心くすぐられます。DE CECCOのNo.1はラザニアのようです。生地を伸ばしただけのシンプルなパスタだからでしょうか。
どちらもDE CECCOのSpaghettini(1.6mm)ですがパッケージが違います。
この「BIOLOGICI」が、オーガニック(有機栽培)という意味のようです。
並べてみると、有機栽培のパスタのほうが少し白いです。
理由はわかりません。白米と玄米のように白から茶色に近づけば近づくほど健康的なものになっていく(より精製されていない状態に近づく)というイメージだったので、有機栽培のほうが白いのは意外です。
有機栽培のパッケージにだけ、二つのマークがありました。右側のマークは★で葉っぱをかたどっています。どうやらユーロリーフというようです。★の数は12個で、欧州旗の★の数と同じです。
この★の数は加盟国の数ではなく、「完璧」や「充実」の象徴しています。
12個という星の数は最初から決まっていたもので、「完璧」と「充実」を表し、加盟国の数を表すものではなく今後とも増えたり減ったりすることはない。(Wikipediaより)
高度合成数を崇める方もいるように、高度合成数の一つである「12」という数字の優秀さをパスタのパッケージからもうかがい知ることができました。
今日のペペロンチーノ
休日なので、脱線が多くなっています。ここから調理パートです。
水の量は1.5Lです。キッチンのDIY棚の下にWHITE HOLEを飾ってみました。
左隣りの黒い瓶はSATURNです。デザートスタウトです。
塩の量も20gと3日連続で同じ量です。この量が最適かどうかを確かめることができていませんでした。明日の塩分量を少なめにして調べてみます。
にんにくはふたかけ使います。しかし、大きさによって重さはまちまちのようです。13.3g(1日目)→10.6g(2日目)→8.3g(3日目)と減り続けていました。数でのコントロールには限界があります。
ですが、一定量でキープをしなければベストなにんにくの状態がつかめないです。なので、明日以降は15gでキープをすることにします。
にんにくは背中から割るスタイルです。大量のにんにくと格闘していたアルバイト時代、皮が剥きやすい方法を模索し、このスタイルになりました。
一つは食感を楽しむためにゴロッと大きめに、もう一つは表面積を増やすためにみじん切りにしました。
ですが、表面積を増やすことが目的なのであれば、薄くスライスをすることが最適かもしれません。
唐辛子は見栄えを重視して、輪切りにはしていません。
いつもと同じ、30ccです。オイルの計量をしてばかりいるため、容器の表面がオイリーです。今日はいつもより念入りに洗うことにします。
今日はにんにくにじっくりと火を通すため、パスタを茹で始める前から加熱します。トータルで10分ほど火を通しましたが、ホクホクとした食感でちょうどよかったです。フライパンを傾ける手間とトレード・オフの関係です。
1.4%〜1.5%の塩分濃度がどのくらいかが気になりました。
体内の塩分濃度が0.9%、海水の塩分濃度が3%ほどのようです。
人が美味しいと感じる塩分濃度は、体内と同じくらいという記憶があります。ということは、オイルに対して茹で汁をどのくらい混ぜるかに対する疑問には、オイルと茹で汁が混ざった後の塩分濃度が0.9%になる量という回答が導き出されます。
1.5Lの水に20gの塩の場合、沸騰を加味しないのであれば、塩分濃度は約1.3%です。なので、オリーブオイルが30ccとした場合には、約70ccほどの茹で汁(食塩水)を加えると良さそうです。
ただ、最後にパスタとソースを和える段階で味見をしつつ調整をするのが、実際の調理においては大事かもしれません。そのためには、自分の中に「美味しい塩分濃度」の基準を作る必要があります。
一日でも早く、美味しいパスタ屋さんに食べに行きたいです。
ゴロッとしたにんにくの表面がほのかにきつね色になったら、みじん切りにしたにんにくを加え火を止めます。
このタイミングで唐辛子も入れました。
ですが、唐辛子の投入はもうちょっと早いほうが良かったです。
みじん切りにしたにんにくが焦げないようにするために、あまり唐辛子に火を入れることができず、辛味が弱いペペロンチーノになってしまいました。
茹で汁をお玉の半分(60cc)ほど加え、乳化シェイクをします。
今日はフライパンを振る回数を数えました。合計で200回シェイクすると、写真のような濁り具合になります。ただ、オイル感が依然として強いままです。正解がわかりません。美味しいパスタ屋さんに行きたいです。
1分だけ早く取り出したパスタをソースと和えます。フライパンの表面から液体がなくなるまで和えるイメージです。
盛り付けて完成です。やっぱり、唐辛子があると映えますね。
今、パセリを振り忘れたことに気づきました。痛恨のミスです。
味の感想
塩分量は、いつも通りです。ちょうどよい塩加減でした。
いつも通りということは、再現性があるということです。「いつも通りのパスタを作れるかどうかがプロとアマの違いだ」とワインバー時代のシェフに教わった記憶があります。
にんにく感は、昨日と比べても強くありませんでした。昨日よりもにんにく感が出るように工夫しましたが、そもそもにんにくの量が少なかったことが原因かもしれません。
前述したとおり、明日以降はにんにくも同じグラムにします。
そして、唐辛子の辛味は今日も弱かったです。今のところ、唐辛子の辛味をグンと引き出すことが一度もできていないです。唐辛子の効いた辛いパスタをあえて作りに行くというのも選択肢の一つかもしれません。
盛り付けの差し色という役割、辛味をプラスするという役割の両方を担ってもらうためには、唐辛子もにんにく同様に使い分ける必要がありそうです。
ちなみに唐辛子を口に含んでみたところ、しっかりと辛みを舌で感じ取ることができたため、唐辛子本体が辛くないというわけではなさそうです。
残り97日。
今日のおまけ
家で過ごす時間が長いので、アニメを久し振りに見ました。うさぎドロップというアニメです。
私の周囲にも家庭をもった方が徐々にですがシェアを広げつつあります。中には子育てのフェーズへと足を踏み入れた方もいます。
25歳とは、そういう歳なのでしょう。
独身貴族を謳歌するフェーズから、家庭を持つ幸せに気づき始めるフェーズのグラデーションの中に、私たちの世代はいるのかもしれません。
そのグラデーションが5年後(30歳のとき)にどのように変化しているかを、このアニメは教えてくれています。うさぎドロップは、私の未来予想図です。
プライム会員の方は、Amazon Primeで見ることができます。大吉が本当にカッコいい男です。何周してもカッコいいです。
おまけは以上です。最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。
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