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アイドル戦国時代1975年・覚醒

百恵から聖子-明菜-今日子という80年代アイドルの流れを追ったものだから、山口百恵までの流れを追ってみましょうかねと思い立ち、1975年(昭和50年)の主要な女性アイドル曲(?)を発売日順に並べただけのプレイリストを作ってしまい、詳しい情報を記録したくなったので作った、まったく個人的なメモ。正直、主要かどうか、アイドルかどうかも怪しい。筒美京平多め。

1975年2月21日発売

『年下の男の子』 キャンディーズ

作詞:千家和也/作曲・編曲:穂口雄右

キャンディーズついにブレイク。ギターは水谷公生。

『アパートの鍵』 小林麻美

作詞:安井かずみ/作曲・編曲:筒美京平

本当は2月20日発売でこの年のトップだったんだけど、構成上2番目に変更。

3月5日発売

『ひとり歩き』 桜田淳子

作詞:阿久悠/作曲・編曲:筒美京平

あ、筒美京平なんだ。

3月21日発売

『湖の決心』 山口百恵

作詞:千家和也/作曲:都倉俊一/編曲:森岡賢一郎

運命を信じますか。

4月21日発売

『たんぽぽ』 太田裕美

作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:萩田光雄

筒美京平なもので。

4月25日発売

二重唱デュエット』 岩崎宏美

作詞:阿久悠/作曲:筒美京平/編曲:萩田光雄

岩崎宏美デビュー。アイドル定義に疑義はあるが、筒美京平研究には重要なので。
筒美京平研究なのかよ。

6月1日発売

『内気なあいつ』 キャンディーズ

作詞:千家和也/作曲・編曲:穂口雄右

ドラムは村上ポンタ秀一だという話もあるが、本当なのか?

6月5日発売

『十七の夏』 桜田淳子

作詞:阿久悠/作曲:森田公一/編曲:竜崎孝路

なかなかエッチな歌詞だと思うんだ。

6月10日発売

『夏ひらく青春』 山口百恵

作詞:千家和也/作曲:都倉俊一/編曲:穂口雄右

とってもエッチな歌詞だと思うんだ。

7月5日発売

『私のかなしみ』 小林麻美

作詞:安井かずみ/作曲・編曲:筒美京平

小林麻美最後の筒美京平作品。

7月25日発売

『ロマンス』 岩崎宏美

作詞:阿久悠/作曲・編曲:筒美京平

ギターは水谷公生と矢島賢らしい。

8月1日発売

『夕焼け』 太田裕美

作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:萩田光雄

作詞・作曲・編曲、徹底してこのトリオ。

8月25日発売

『天使のくちびる』 桜田淳子

詞:阿久悠/作曲:森田公一/編曲:竜崎孝路

こうやって振り返ると、桜田淳子は売れてたな。

9月1日発売

『その気にさせないで』 キャンディーズ

作詞:千家和也/作曲・編曲:穂口雄右

ギターは水谷公生。

9月10日発売『素敵なラブリーボーイ』林寛子を入れたかったんだけど、音源がなかった。後に小泉今日子がカヴァーする曲ね。
(作詞:千家和也/作曲・編曲:穂口雄右)キャンディーズの布陣だ。

9月21日発売

『ささやかな欲望』 山口百恵

作詞:千家和也/作曲:都倉俊一/編曲:馬飼野康二

山口百恵の都倉俊一作曲はこれが最後。

10月25日発売

『センチメンタル』 岩崎宏美

作詞:阿久悠/作曲・編曲:筒美京平

前作に続いて1位曲。新人歌手が連続1位は当時史上初だったとか。

11月25日発売

『ゆれてる私』 桜田淳子

作詞:阿久悠/作曲:森田公一/編曲:竜崎孝路

森田公一がめっちゃ仕事してんだけど、自身が歌った大ヒット「青春時代」は翌76年。

12月5日発売

『ハートのエースが出てこない』 キャンディーズ

作詞:竜真知子/作曲:森田公一/編曲:竜崎孝路

久々森田公一に戻って歌詞は初の竜真知子。

12月21日発売

『白い約束』 山口百恵

作詞:千家和也/作曲:三木たかし/編曲: 萩田光雄

へえ、三木たかしなんだ。

『木綿のハンカチーフ』 太田裕美

作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平・萩田光雄

この時代を代表するビッグヒット。子供ながらに、街のいたるところで流れていた印象がある。
ギターは芳野藤丸。

ちょっとズルしたけど、時代を代表するキャンディーズのブレイク曲で始まり、時代を代表する太田裕美のブレイク曲で締めるという、きれいなプレイリストになって満足。驚異の新人岩崎宏美も含め「覚醒」の年という印象。

1976年(昭和51年)へ続く・・・