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開放感という名の喪失感〜社会人になってから大学へ通うということ〜

終わりました
いやっ、終わらせたのかもしれません

2019年10月 大学3年次編入
11月 履修登録&入学手続き
12月 英語レポート課題提出

2020年1月11日 英語テスト
12日 TOEIC
18日19日 東京で講義
20日 東京講義の課題レポート2通終了
21日22日 専門科目課題レポート2通終了
24日25日26日 専門科目講義
26日最終日テスト

ロケットスタートを切った2020年!
とりあえず一区切りです!

やり切りました〜

久しぶりに夜2時まで勉強したな〜
サロンパス肩にはったな〜
時間が惜しくて外食自炊せず、帰り道に買ったコンビニ飯!

大学編入をするか、大学院へ社会人枠として入学するか
かれこれ3年前から準備をし
よーやく決められた2019年

「人はやりたいことより、やり残したことをやりたくなる」
僕がカナダで出会った大阪のマダムはそう教えてくれた。

「もっと英語が出来たら、もっと仕事で上へいけた。
だから、私はやり残した英語を学んでいる。」

やり残したことて何だろう
20代のうちに終わらせたいこと
死ぬ前にやり残したと思うことは何だ

ずっと進学の準備はしていたくせに
臆病な僕は
ずっと決断する事ができなかった

それは、今という日常が壊れてしまう不安と
本当にやりきれるかという心配があったから
何故なら、自分が決めた事を長いスパンでやり続けた経験がないから。

小学校から続けたサッカーも
正直、周りが辞めていくから、自分は意地で辞めずにいたわけで

こうやって想いを言語化して残そうと思ったのも
ニュージーランドの時、お世話になった大家さんに
「あなたは、書きなさい。書いた方が良い。」
と、僕の表現方法を肯定してくれたのがすごい嬉しかったからだ

大人になるとやりたい事て分からなくなる
やらされる事とやらなきゃいけない事が多すぎて
それは自分の意志が根源なら苦痛を伴わないだろう

「好きでやっているから楽しい。」
僕はこの言葉を一度も口にしたことがなかった。

何事も小さいことの積み重ね
まずは、趣味。
音楽を習い始めた2019年4月
通い続けた半年間
どんなに仕事で疲れていても
好きだからやれる
好きだから続けられた

では、キャリアはどうだろう。
何千とある職業
何百とある国

僕は日本で日本人という生き方の新幹線の指定席に乗る事はできた
そして、誰もが楽しめるであろうディズニーランドという夢の国で
早く乗り物にのれる特権
学歴や職歴、経験を積んだ
だけど、分からない
どうやったら自分で楽しめるのか
誰も教えてくれない

ファストパスを使ってせっかくはやく乗り物に乗れたのに
「楽しかった。」
何が?と問い詰められても
どうやって?と聞かれても
「楽しかった。」
という一言だけでやり過ごしてきた

それが僕の人生。

僕は、ずっと誰かが教えてくれるのを待っていたんだ
能動的な自分に気づいた

大人になったら分かる
きっと年をとれば分かる
そう思って後回しにしてきた自分の気持ち

本当にやりたい事
何をどうやって楽しむ方法

僕は、大学中退したから学位がほしい
それももちろんやりたい事の1つだし、
アメリカでパートナーや企業に依存せずに
自分の力で生活できるようにしたい
これもやりたい事の1つだ

では、それをどうやって実現させるか?

やりたい事を列挙する事は出来るが、
実現させるためには?

僕は、やりたい事を成し遂げられるか不安があって
実現できる自信がない

つまり、

僕はやりたい事をやり遂げた経験がないから
実現できる自信がないのだ

サッカーに明け暮れていた僕は、
大学受験を高校3年の9月から本格的に始めた
周りに同い年がいない事に気付かなかった理由は、
高校2年の時に部活に編部したから
仲良しは僕の1つ下の学年で
当たり前のように1つ下は受験がないからサッカーばかりして
自分もそうしてしまっていたのだ

そこで本気で勉強した3ヶ月間
だが、勉強の仕方も分からず、勉強をした気になって迎えたセンター試験
まったく点数がとれず、なんとか地方の国立大学に現役で入学

浪人は許されなかった
高校生の時から親元離れ一人暮らしをさせてもらっていたから

国立大学も親が一生懸命、センターが取れない僕のために
探してみつけてくれた大学だった

親には感謝している

でも、そこで誰かがどうにかしてくれる甘えが芽生え
自分が何をしたいか己と向き合う期間を設けなかった

そして、大学在学中にカナダへ留学
そのまま現地の会社の社長にヘッドハンティングして頂き就職

そこから日本へ帰った時もあったが、僕は大学へ戻る意思はまったくなかった
大学に戻る意味を感じられなかったから

そして、ニュージーランドとカナダの現地企業へ就職
社会人経験を積み
日本へ帰国

帰国した時
自分の持ち合わすカードが少なすぎること
つまり、自分のスキル不足を感じた

まず、1番最初に得たいスキルが
自分が決めた事を長いスパンでやり続け成し遂げる
自己リーダーシップを培う事だった。

自己リーダーシップをとること
自分を統制するということ

自己マネジメント能力を培う事で
自分の甘い部分を変えていけるし
人生でやりたい事を実現できる術となる

僕の手持ちのカードに
まずは、大学編入と卒業を選んだ

働きながら学ぶ
それはそれは時間が愛おしい
彼女がいても僕はレポートをしている
彼女と旅行にいける休日にテストを受ける

何かを得るためには何かを失う
いやどうだろう

彼女がいるからプチ授業ができて
習っている科目のoutputをし頭にinputできる
彼女のおかげで、ご褒美を決めて頑張れる

失う必要なんてないのだ
こういう考え方も勉強をしながら身についた
誰も教えてくれない
自分で経験してこそ分かるものがある

賢者は歴史から学び
愚者は経験から学ぶ

圧倒的な愚者でいたい
僕はそう思う

時間がかかって効率が悪かったとしても
僕はどうやら
自分で痛い目みて経験しないと分からないようだ

中途半端だと愚痴が出る
一生懸命やると知恵が出る
この言葉の意味も
テスト勉強や課題に明け暮れたからこそ学んだ

みんなと同じようにきちんと受験勉強して行きたい大学へ入学し
みんなと同じように就職活動して、自分の行きたい会社へ就職すれば良かったのに

みんなて誰?
ファストパスを取得して乗り物に乗ったのに酔って楽しめなかった
そんな人々をみんなと呼ぶなら
僕は僕で良い

そんなみんなの中の1人になりたくもないし
なれない
今生きているのは僕の人生だから

僕はせっかくファストパスをとった乗り物
自分の人生を思いっきり楽しみたい
シンプルにそれだけなんだ

だから誰に何を言われようが関係ない

全て自分次第

自分がした事が全て自分に返ってくる
言い訳のできないフェーズで
思いっきり楽しめている今

やりきった後の開放感
ちょっぴり寂しささえ芽生えた

「開放感という名の喪失感〜社会人になってから大学へ通うということ〜」

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ぴろぴろ
出会いに感謝!