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ただ生きて、しぬだけの世界を駆ける。

めでたく新刊がでます。
しかも同時に2冊。

委託と通販しかしばらく予定ないのに大丈夫か・・・と思わなくもないですが、出したい時に出す。それが自由な同人マインド!

さいわい、10/26のふらっとぺらっとpage4に委託できることになったので、こちらを並べていただきます。
現代小説ばかりの私には珍しく、SF青春短編です。
楽しんでいただけるといいな~と思います!


◆作品概要


「みどりのゆび」2024年10月発行 A6/52p/400円

人は死んだら森になる。
森は命で、富で、墓場だ。


左手にある六本目の指は、『緑の指』。死んだ人間は緑の指が萌芽して、そのまま森になる。
森はやがて切りだされてカネに変わり、また人が死んで森になる。
「誰も死んだことのない土地は、砂漠」。その噂を確かめに、少年たちは町を出たーーー。

ただ生きて死ぬだけの世界を駆ける短編作。

◆冒頭サンプル

本紙は淡クリームキンマリになります。

◆意味なんて、ないままでいさせてほしい

個人的な考えなんですけど、生きることに意味があらかじめあるとしたら、しんどいなぁと思っています。

意味なんてないままでいい。

だってもし、あらかじめ意味があったとしたら、『意味』を見つけられない自分がつらすぎる。
大きな意味なく生きることを肯定させてよって気持ちがもとになっているような、気がします。
(あまりテーマを持たないで書く人間なので、あくまでも「気がします」)


◆おわりに

しばらくイベントに出る予定がないため、納品数は少なめです。
見かけた時、気になったタイミングで手に取っていただけるとうれしいです。

◇イベント予定

●10/26 ふらっとぺらっとpage4@福岡

一日限りのブック&雑貨カフェイベント。
この言葉の響きだけで胸きゅん。
会期後、通販もあります。
現地購入でも通販でも、日進月報の10月号といっしょにお届けします。


◇通販

BOOTH
BOOTHから購入の方にはちょっと特別なおまけつき。
ちいさなコピー本がついてきます。


どうぞよしなに~。

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ナカノヒトリ
こんなところまで見てくださり、ありがとうございます。サポートは印刷費とイベント活動費として活用させていただいています。