玉梓|花とアート

散歩と美術館・博物館に行くこと、そして手紙を送るのが趣味です。忘れっぽいので、手紙を送ったこととか、その内容、書き足りなかったことなどをここに。

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最近の記事

映えるNIPPON

ようやく緊急事態宣言が明けたものの、この1年ちょっとですっかり出不精になった。去年は思うように美術展に行けないのが本当につらかったのに、すっかりぐうたら生活に慣れた。それでも美術館でチャージする何らかを保てているのは、アクセスのよい場所にある府中市美術館のおかげだと思う。近現代の、特に府中を含む多摩エリアにゆかりの作品の所蔵が多い同美術館は、私のストライクゾーンからは本来外れている。けれども程よく空いていて過ごしやすい空間で、展示を見ているうちに、興味深い作品に出合い、画家の

    • 四季折々の風景

      お便りするのは、気軽だからはがきを選ぶことが多い。絵柄には少々こだわる。イラストレーター“ひらいみも”さんのはがきを見つけて以来、よく使っている。いろんな季節や場所の景色の作品が多くて、送りたい人のイメージにぴったりの雰囲気のが見つかるのだ。先週みもさんの個展があったので、原画を堪能しはがきの在庫補充をした(頑張って厳選してしまったけれど、その後緊急事態宣言が発令されることがわかっていればもう少し甘いジャッジで手札を増やしておけばよかったかも、とちょっぴり悔やむ)。 その後

      • 卯兵衛

        今週の初めに与謝蕪村展@府中市美術館で求めた葉書を送る。送り先は、祖母と友人M。 二人ともにこの美術展のメインビジュアルであるウサギの葉書をえらび、その解説を添える。与謝蕪村は俳人として有名だけど、このウサギも「涼しさに麦を月夜の卯兵衛かな」という俳句と、その俳句が生まれた若かりし日の旅先でのエピソードに添えられた絵であることを絵の周りに書き込む。卯兵衛の名の由来はいかなるものか。イラストっぽい絵と風流な文字情報という取り合わせのこの作品の魅力、つたない説明で伝わっただろう

        • +3

          博物館でお花見を@東京国立博物館

          木の芽(”このめ”の方)

          友人Mに葉書を送る。先日、私が送った美術館のチケットのお礼などの封書をもらったのでそれへの返信として。 ひらいみもさんの木の芽のイラストのポストカードが、ちょうど今の時期にぴったりで選ぶ。「お役に立ててよかった」「またランチやお茶で美術展について話したいね」「美術館にも一緒に行きたいね」など。最近は「会いたいね」「行きたいね」のフレーズばかりが重なっているので、せめてビジュアルに季節感と話のタネを。切手は、イラストのテイストとの相性がいまいちな気もするけど、開催したばかりの

          木の芽(”このめ”の方)