あぁ困ったマレーシア暮らし[住居編]
#みんなの移住 国内移住・海外移住 Advent Calendar 2020に参加することになったので、今までの移住の話を少しずつ書いていこうと思っています。
今日の話はマレーシアでの住居の話。
移住の経緯
海外移住ってけっこうハードル高いと思っていませんか?今の世の中、自由に国境を行き来できないので、とてもハードルは高いですが、通常のときであれば意外と簡単。
もちろん、仕事をどうする?ビザはどうする?など色々あるかと思いますが、世の中なんとかなります。マレーシアは通常90日間ノービザで滞在でき、1年間に最大180日まで滞在可能だったりします。
わたしたち家族は日本にこのままいて大丈夫なのか?と疑問を持ち、こどもが1歳のときに海外移住に踏み切りました。
旅をしながら就職活動をし、旦那さんはシンガポールで就職を決めましたが、物価も高く生活しづらいだろうと考え、私とこどもはシンガポールとの国境の街、マレーシアのジョホールバルに離れて住むことにしたのです。
***
住居探し
海外の住居探しは日本とは異なります。
日本の場合、基本的に物件状況はレインズに登録され、オーナーから任せられた不動産会社以外でも物件情報を確認し、紹介することが可能です。
マレーシアの場合は、管理を任された会社以外、物件を紹介することはできません。住みたいマンションが決まっているとしても、部屋毎に別の担当者に案内してもらわなければいけないのです。(私が住んでいた時と状況が違っていたらごめんなさい)
物件の見つけ方
お金を気にしない方は、日本のエージェントに任せれば楽に家を見つけることができます。わが家の場合は現地採用で、日本のエージェントでは予算が合わず自分で見つけることにしました。
Property Guruというサイトで物件情報を検索し問い合わせ。
信じられませんが、メールやフォームで問い合わせしても一向に返事がありません。Whatsappで電話番号に直接コンタクトを取るとすぐ返事が返ってきました。
日本のように車に乗せてもらって、物件を案内してくれるなんて優しいサービスもありません。なぜか物件案内に担当者の彼氏も付いてくる、なんてことが何度かありました(笑)
決まった物件
目星の物件をいくつか見つけ、何人か担当者に会い、やっと見つけたわが家は、35階プールビュー、新築、家具付き、2LDK、4万円くらいの物件ででした。(日本からの駐在員の方はわが家の2倍くらいの予算)
そんなわが家、トラブルのオンパレードでした。
トラブルの日々
トラブル①
初めて洗濯機を回す→洗濯機が突進→線が外れて床が水浸し
え?言っている意味が分かりませんよね?私もわかりません。
タイル張りのツルツルの床の上に、水浸しの水。歩き出してまだ間もない1歳の子と2人暮らしでの床ツルツル事件に大慌て。転ぶと大変なので、必死に水をふき取るのに2時間くらいかかりました。
↑このあとさらに1m以上飛び出してきました💦
トラブル②
スコールが激しすぎて週に1度は床がびしょ濡れ
また床ツルツル事件の発生です💦また洗濯機から漏れ出てきたのかと思いきや違っていました。玄関ドアの間から、雨がじゃんじゃん入ってくることが判明!!最初のうちは我慢していたのですが、オーナーに相談し、ドアの外扉に透明のシートを張り付けてもらい、週に1度→2週間に1度くらいの雨漏りの頻度に減りました。
トラブル③
床が突然盛り上がってきた!
これまた意味が分かりません。タイル敷きの床がぼこぼこに盛り上がってきたのです。オーナーの話では、日にあたりすぎて、膨らんできたとのこと。一からやり直すと時間もかかって大変だからとタイルを剥がし、カーペットを敷いてくれました。
トラブル④
トイレのホースが爆発!自宅不在中に水が漏れ続ける
私とこどもが日本に一時帰国中に判明。マレーシアのトイレでは、地元の人はトイレットペーパーをホースでおまたを洗う人が多いのです。
そのホース、うちでは使用していなかったのですが、自宅不在中に壊れ、数日間水が出っぱなしだった模様。
通常300円くらいの水道代が、該当月には3,000円くらいとすごい量の水が漏れまくっていたようでした。下の家が水没しなくてよかった~。
他にも、一時帰国から帰ってきたら、部屋がカビだらけになっていた、朝起きたらアリ地獄になっていた、2カ月間ネットが壊れたなど、トラブルたくさん。幸い、家で危ない目には合わなかったのが救いです。
これから海外移住を考える人へ
そんな私からマレーシアで家を探すならここは押さえとくべき3か条を。
①新築は借りるな、Renovatedを借りろ!
②オーナーは近くに住んでいる人や中華系がよい!
③一度言って諦めるな、何度でも主張しろ!
家の住居オーナーは非常に重要です。わが家のオーナーは、中華系で比較的近くに住んでおり、トラブルが起きたときにDIYですぐ対応してくれたので助かりました。マレーシアの場合、修理を業者に頼むと一向に解決しないのです。
上記の3か条を守れば、比較的よい、住居ライフを送れるのではと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?