芸者の曾祖母について

身売りされて身請けされた曾祖母。
身請けには３人の客が名乗り出たらしいですが曾祖母が決めたらしいです。
しかし身請け旦那は人事興信録に記載のある有名お金持ち。
身売り先の芸者組織が金持ちの家督相続をしたばかりの若造に目を付けて花街に誘い込んだかもしれません。
花街にお金を狙われたのです。
曾祖母は曾祖父の正妻になり実業家の財産を取るつもりだったはずです。
３人子を生み男児も生みます。
男児の名前は身請け旦那と同じ呼び名を付けます。
しかし身請け旦那の婚外子は芸者の両親が実子認知し、芸者の養子に出します。
身請け旦那は婚外子を戸籍に入れなかったのです。
芸者と身請け旦那が35歳の時、身請け旦那が正妻と結婚するから別れて欲しいと言い出します。
芸者は子供はどうするの？と反対し、正妻許嫁にも直接会い、子供もいる、私の旦那だ、と実業家の奪い合いになります。
芸者は負け、実業家の身請け旦那は正妻と結婚し、去ります。
芸者はすぐに病気になり3年後に亡くなります。