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Vol.71:「光之塔ミエコ」が降ろした私の過去世

「光之塔ミエコ」と最初に出会ったのは、2019年末の「金神オー」のイベント。
懇親会にて光の塔プロジェクトの話を聞く。
建築家のしんちゃん、手伝ってちょうだい、という言葉を受け、私も何故か2つ返事で手伝います、と答えたのが始まりであった。

その後、2020年3月、「光之塔ミエコ」は「ドラクエ的地球の遊び方」というスピリチュアル本を出版する。高次元チャネラー作家の誕生である。
そこに描かれたドラクエ的ミッションは壮大であった。沖縄、イギリス、イスラエル、諏訪大社、北海道、喜界島、石垣島。世界を股にかけて、御神事を行なっている。

そんな「光之塔ミエコ」との交流が続いていた2021年4月、「しんちゃんの琉球王朝時代の過去世が見えたよ」と連絡があった。

第1尚氏時代の第6代琉球国王である「尚泰久」の家臣で、右腕的ポジションであったという。「光之塔ミエコ」は「尚泰久」の正室という過去世であったらしく、私と同時代を生きたのだという。

阿麻和利・護佐丸の乱の時の話。実力ある武将の阿麻和利が、同じく実力者の護佐丸が謀反を起こそうとしていると国王に進言する。
それが事実かどうか確かめに行ったのが私であったらしい。
確かに武装して軍事訓練していたらしく、国王に進言しようとするが、護佐丸は正室の父。そんなはずはないからと報告を待ってと、「光之塔ミエコ」は私に懇願したという。
律儀であった私は、国王が報告を催促してるからと、そのまま報告したらしい。
それを聞いて、国王は阿麻和利に護佐丸討伐を命じた。
実は阿麻和利との戦いを予期しての軍事訓練だったのだが、国王の賊軍とされてしまった護佐丸は抵抗せず自害する。そして、その娘である正室も処刑せよという流れになった所、私が国王を取りなして、城外追放のみとしたという。私はその後、責任をとって自害したのだという。その後、阿麻和利が実は首謀者であった事が分かり、阿麻和利も討伐されてしまう。護佐丸への嫌疑は晴れたのだが時既に遅し。私の遺骨は首里城内に手厚く葬られたという。数年後に尚泰久も病死してしまう。そんな激動の時代のストーリーに絡む過去世であるという。

「光之塔ミエコ」の両親の自害という悲劇を産み出す事件の最前線に関与し、「光之塔ミエコ」と子供達の助命嘆願をし、責任をとって死んだというのだ。
ちなみに、護佐丸の過去世を持つのが幾何学マスター「護佐丸ジェイ」で、護佐丸の妻が「美魔女ヨリコ」であるという。

本当かどうか確かめようもない。切ないストーリーではあるが、なんともドラマチックである。

阿麻和利が悪者のような認識が一般的だが、阿麻和利は悪くないという説もある。また、この阿麻和利・護佐丸の乱も、近年になって地域おこしのために創作されたストーリーという説もある。そもそも、琉球の歴史も薩摩によって捏造された部分が多いとも言われている。古典芸能の家系に伝わる歴史は全く違うものでもあるらしい。また、カミンチュが解明した本当の琉球の歴史はまた違う記述もある。もはや、真実は確認するすべもない。

しかし、何故、沖縄に移住し、偶然、第一尚氏の拠点であった佐敷の津波古に暮らしているのか。こんなストーリーがあった、そう思うと楽しいではないか。

過去世など一切思い出さないし、詳細な話は一度も聞いたことなかったのだが、私の中では最も詳細な過去世の情報である。これは「地球を遊ぶ」という「光之塔ミエコ」のコンセプトに、私も参加していく流れでとても面白い、と思った。

もちろん、「観察者ユリヤ」が言うように、過去世というか、その過去の人物の体験データの一部をエッセンスとして部分的にダウンロードしてきたに過ぎない、という概念を踏まえると、このストーリーに没頭する必要もないのだが、沖縄でのリゾートライフが豊かになり琉球王朝の史跡に親近感が湧くのだった。

続く。

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虹の森の国
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