「一貫性の罠」にご注意を
M&Aを仕事にしていますが、多くの場合相手との直接交渉、いわゆる「相対取引」になります。買収金額の評価方法や買収条件には当然いくつもの考え方がありますが、突き詰めるとお互いが納得するかどうかが交渉のポイントになります。M&Aの交渉には、人間心理が大きく関わっているということです。
そこで、今回は仕事の中で体験してきたことを、読んだ本の理論とともに、備忘の意味も込めて書きたいと思います。一貫性という心理法則です。
M&Aに関わらず恋愛、転職など様々な面で知っておくべき心理法則