川崎戦振り返りと雷雨中止による色んな問題を個人的に推測してみる

まずは浦和にとってホーム戦で2ヶ月勝てなかった。そこは記憶として残ることになってしまったのだが、この2ヶ月ホーム戦においてここまで雷雨による影響があるのは誰も予想できない。この2ヶ月においてリーグ戦ホームでは打ち合いでの敗戦、アウェイでは引き分けということでSNSでは解任論であったりフロント交代説であったりという書き込みが飛び交う。結果的に勝利がないのと補強選手の不安定さが事を大きくしている。個人的にもたまに解任論だったり交代論はポストする。(ちなみに鹿島戦からの3試合で勝ち点7を要求したハッシュタグも存在)

その中で前節の鹿島戦から守備からの構築による試合展開で改善点を修正してきたと感じた。ただアウェイの地での戦いとすれば守備からはいることも想定しやすい。ではこのホーム川崎戦でどういう戦い方をするのだろう。

その川崎戦。午後から埼玉県内でもゲリラ雷雨的に大雨になる時間帯があった。夏休みイベント「炎日」も一部内容中止を含む中断となってしまった。
それでも16時半に避難解除とともに開門時間やキックオフ時間も発表。とりあえず開催になり一安心だったと思う。ただ気象庁の雨雲レーダーを随時確認したときに雨雲予測が良くなりそうでまたぶり返しそうな動きをしていた。さっき見たときはこのまま良くなりそうと思っても、30分後また見るとまた来そうな雨雲予測をしていたので心配になっていた。

• 川崎戦前半振り返り


定刻にて試合開始。
立ち上がりからミドルプレスを展開しピッチ中央にてボール奪取すると素早く縦に展開。関根選手のシュート、大久保選手のポスト、石原選手のシュートチャンス、10分のなかで幾度となくチャンスが訪れた。アウェイ戦よりもプレスに行く場所としてはやや高めだった。アウェイ戦でもそこまで低い位置では無かったと思うが、立ち上がりはプレスに行くような牽制をしてブロックを作っている感じに見えたので少しアグレッシブに行くことを決めていたのかもしれない。その中でゴールが生まれると良かったのかなと。

ただ川崎もそれを踏まえブロックを敷きながら縦に早く展開したり無理せずボールを回す形を遂行していた。ボール保持における川崎の構築はなかなかボールを奪えないのは承知で浦和も途中から守備ブロックを形成していた。

23分。川崎ゴール前での展開に石原選手にボールが渡るとリンセン選手に合わせクロス、そこはボールが流れてしまったが大畑選手が反応し折り返したところに渡邊選手が押し込み先制点を奪う。ゴール前での競り合いで生まれた僅かなスペースを渡邊選手が反応し決めたまでの一連の攻撃は良かった。石原選手がクロスを上げる前にボックス内には4人いたように見えたのだけど大畑選手もそこに入っていたことでチャンスが実を結んだのだろう。両サイドバックが高い位置にいたことでチャンスが増幅した攻撃は良いシーンではなかったかと思う。

その後雨足が強くなっていきピッチ内の所々で水たまりが浮き始めた。普段、埼スタのピッチの評判は良いとけどさすがにあの大雨では難しくなってしまう。特にメイン側では両クラブの持ち運びが難しかったと思う。だから川崎は右サイドから打開していく感じに見えた。それでも守備陣が奮闘しなんとか無失点で前半を終了した。

後半に向けてピッチでは芝生の修正等が行なわれていたが、後半に向けてピッチに選手が現れなかった。後半キックオフと思われる時間帯にキックオフ時間変更のアナウンスが。その後20時20分予定と発表があったものの、20時15分に突然中止の発表が。
少しブーイングの声が聞こえたが西川選手がピッチに表れ挨拶すると拍手も起きた。その後川崎側には鬼木監督と脇坂選手が挨拶に。この判断は選手やサポーター、また子供も多く来場し帰路時の公共交通機関にも影響しかねないという状況であれば判断として良かっただろう。

• 中止による影響と推測

ではこの試合における延期分をどうするのだろうか。リーグと両クラブにおいて協議し発表を待つことになるのだけどここで個人的な見解を挙げてみようと思う。

まずは試合日。
浦和はリーグ戦のみなので日程的には大きく影響することは無いが平日の可能性も否定できない。そうなると集客に影響が出るのは必至となる。
一方、川崎はリーグ杯さらにはACLE(ACLエリート)があり日程的に厳しいものがある。そこを踏まえると天皇杯の日或いは終盤に組まれることが推測される。

•ルヴァンカップの日程(当日)に被せることは不可•ACLEにおける過密日程への配慮
•カップ戦決勝日時への配慮(時間ずらせば可能)
•埼スタ使用状況

主に上記の配慮が必要となることをふまえ協議されることになるだろうが、そこから推測してみると以下の日程が候補となる。

•10/27(天皇杯準決勝日)
•11月の代表ウィーク(13日or16日)
(両クラブにて中止時18人メンバーにいた選手が選考され影響することあれば特例を配慮が条件)

この状況からしても日程に限りがある。
まずは10/27。
この日における影響としては川崎が23日にACLEアウェイ戦があり中3日、浦和もその日に延期分の柏戦があり同じく中3日。10月に組むとしたらこの日しか算出できない。どちらにしても時間調整は気になるところ。

11月の代表ウィークはどうか。
浦和は9日or10日のあと30日まで試合が空く。
川崎は9日のあとACLEが26日にアウェイブリーラム戦が組まれている。
その状況を考えると22日や23日は厳しい。

あとは埼スタ状況。
浦和のホームが9日or10日にあることを考慮して、高校サッカー埼玉県予選決勝が埼スタで使用されるとなるとおそらく17日は不可能。(例年決勝日は日曜日)

それを踏まえると
10/27
11/13
11/16
と絞られそう。

いずれも日程的に負担は掛かるが最終節前に終わらせると考えればこう推測される。

再開方法はおそらく後半開始からの再開で同メンバーが適用されるだろう。(怪我等により憂慮あり)
あとは再開後に両クラブ高パフォーマンスを魅せられることを期待したい。(そのうえで浦和勝利を‥)




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