3か月上達法をやってみる。(1ヶ月目)
こんにちは。4年程前からデジタルイラスト始めました50歳主婦です。今回は3ヶ月上達法をやってみたくなったので、途中ですがご報告です。
3ヶ月上達法とは、イラストレーターのさいとうなおきさんが提唱する方法で、好きな絵師さんを一人に絞り、その人の絵柄で何か描く(商品やポートフォリオのつもりで全力で描く)反省点、改善点を見つけ、顔を優先して一つに絞って練習し、何か発見があれば記録して、また描く、を5回くらい繰り返すものです。
1回目(7月23日)
厚塗り好きだけど自分が描くとなんか重厚でかわいくないので、かわいい厚塗りを目指したくなり、厚塗りの絵師さんを参考にうちの子描いてみました。描く前にも、かねてから頑張りたいと思っていた髪の毛を研究しました。思ったより色を混ぜていなかった。あんまり混ぜると真面目になってかわいくないのかな。彩度が低め。色のセンスが必要と感じました。あと影がわりと三角だった。本気で描いたけど、商品のレベルではない。(7月23日完成)
色をあまり混ぜない、彩度低めの色使い。トーンを同じにするといいらしいので次回やってみる。
2回目(7月25日)
1回目を受けて、色の研究、練習をするために、アニメ塗りをしてみる。アニメ塗りって色が単調だから好きではないけど。彩度と明度を合わせると色々使っても喧嘩しないと分かりました。彩度抑えめだとアニメ塗りも楽しいかも!と思った。最終的には夏なので明るめにした。構図は息子(趣味のイラストが企業からオファーがくるほど上手い)に動きが足りないと言われて斜めにしました。最初に構図を考えないし(何が描きたいか分からないまま描き始める)もうちょっとこうしたら?と言われないと気づけない…。なぜ気づけるの??色に引き続き気をつけながら、次は厚塗りに戻してまた課題探す。
3回目(7月30日)
原神の宵宮ちゃん。厚塗りだと調子に乗って色混ぜ過ぎるけど我慢して、トーンを揃えるのを気をつけた。あんまり強弱つけるのは良くない。目はアニメっぽい形で厚塗りをすればいいのかも。リアルっぽいのは怖くなる。構図と光は指導してもらってできた。リムライト大事。初めてpixivでいいねが1000もらえました。ファンアートだし時期が良かったのもあるけど、やっぱり考えて描くって大事。厚塗りでもかわいいじゃん。次は構図の研究かなー。さいとうなおきさんが推薦してたハンス・P・バッハー著「Vision」を活用する時が来たようだ……。すごい色々書いてあって、全部は無理では…明暗の研究に絞ろうかな。
4回目(8月6日)
構図と光を「Vision」で勉強。明暗のボリュームコントロールが全てを決めるんだと思った。最初に明暗で描くグリザイユ最強か。構図は、静かめを目指したいのでそんなに難しくない。人物に集中を気をつける。色の勉強もちょっとした。好きなイラストの色をスポイトで取って何色使ってるか当てるというもの。彩度が高いと思う色は、意外とそうでもなく、ただ周りの色が暗いからそう見えるのだと分かる。背景が青いと、人物に使ってる色が赤寄りに見える。肌の色はくすんでた方が今っぽい。これはこの固有色、と思って選ぶというより、絶対使いたい色を背景とかメインで固定して、それが一番よく見える方法を探りつつ他を塗るのがいいかも。リンゴは常に赤く塗ればいいってもんじゃない。背景の色と合わせて美味しく見える赤っぽく見える色を選ぶべき。背景白い絵を描き過ぎると良くないかも。はっきりした色しか使えなくなりそう。色は意識的に使って経験値ためるしかないなと思った。
練習で描いてみる。よくある葉っぱが後ろにあるやつで、静か→動きのない縦ライン、人物に光集中と思ってやってみた。色は目を引くために王道の補色同士。肌の白さを見たいのでそんな感じの色にした。全然肌色じゃないけど、今はそれが主流な気がする。補助線は完成後にはめたらレイルマンだった。構図から考えるって初めてやった。ただ立ってるのもつまらないから椿食べさせてみた。まだつまらないからrecと枠をつけてみたり。いつも描きたいものがわからないから構図も浮かばないけど、構図をテーマにすればいいのかも。色は固有色じゃなくて影の所とか光当たってる色から攻めるのもいいかなと思った。一応かわいい厚塗りという目標は達成できたと思います。色をごちゃごちゃ混ぜない、強弱弱め、彩度低め、髪の毛、指、目をアニメっぽくかつ厚塗りで丁寧に描く、かわいい仕草、あたりがポイントかな。結局、厚塗りが可愛くないというより、丁寧さが足りないだけだったのかも?
これからは、色々なものについて、構図か〜と思って見るようにします。あと、現実のものがどういう色か再現できるように訓練。しようかな。
以前のかわいくない?厚塗り。明度彩度、光、構図なーんにも考えてない。ただ好きに塗ってる。奥の羽に緑入れたり、服や髪に黄色入れたり、好きなんだけど、もっとどういう効果を狙ってるのか意識的に使うべきかな。影や光を強くとか、目を小さく目頭描くとか、あんまりリアル寄りにするとかわいくなくなるから注意。
上達法試した後。なんか物足りなかったので、よー清水さんの本でやってた、自分のイラストや自分で撮った写真をふにゃふにゃに加工してオーバーレイで薄く乗っけるのをやって色の情報量増やした。ほぼわからないけども。
5回目(8月17日)
原神のディルック。いつもお世話になってます。目が気に入らなくて色々直してやっと決まった。油絵っぽく描くのがいいみたい。肌はもう少し情報量増やしてもいいかも。髪の毛先の方に彩度高めを入れると良い。構図は初めから考えるのやっぱ苦手。今回もなんとなく顔を描いてて、「ディルック描いてるの?」と聞かれてそれに決めた。最初から構図とかテーマとか考えるの諦めるか…。皺がダサかったので、次は服の皺を研究しよう。
6回目(8月23日)
服の皺を研究するので1回目のを加筆。服の皺は、賑やかしのためのカッコいい模様みたいな意識が必要。身体や布の説明でもあるけど。影よりも面を意識すること。もやっと描かない。光ってるとこはあんまり描かない。あー難しい。もうちょっとやろう。まだまだだけど、1ヶ月前と比べたら、厚塗りで目を可愛く描く、色を気をつけて塗る、構図を気にする、などできていると思います。
1ヶ月たったので記事(1ヶ月目)はここまで。続いていたらまた9月末くらいに書きます。