令和4年8月29日の昼飯
本日、食したカップラーメンはこちら!
東洋水産
マルちゃん
「ごつ盛り コク豚骨ラーメン」
麺90g大盛
だぁぁぁぁぁぁ!
早速! いただきます!
再び、ごつ盛り豚骨です!
まだ、あと1個、いや、2個残っているんですよね……
味は嫌いではないので、苦にはならないのですが、賞味期限がね……
というか、あのパンパンに膨らんだ紙ブタが、なんかヤバそうな雰囲気を出しているんですよね。
でも、あの風船のように膨らんだカップ麺の紙ブタ。
けっして、中の麺が発酵して二酸化炭素などを放出したものではないらしい。
カップの中の空気が温度などで膨張したものだそうですよ。
それだけ、カップ麺が密封されているという証拠です。
だから、パンパンに膨れていたとしても、大丈夫!
だけどね……やっぱり見た目がね……
あっ、これから気温が下がってくるから、中の空気も冷えてくるか……
と言うことは自然と膨らみも収まるというモノ。
これで万事解決! モーマンタイ!
ということで、今日は「モーマンタイ」つながりのお話を!
Lv1のモンスターしかテイムできないと言う理由で追放されたが、どうやら俺はモンスターを進化させることができるようでスライムが幼女になっちゃた、でも、俺のパンツを下げるのやめてくれ!
ヒイロが吐き出した赤き血でケツを真っ赤に染めるサル二匹!
発情期さながら、ゴキブリをにらみ息巻いていた。
「くたばれ! ゴキブリ野郎!」
猿一号ことグラマディが、聖剣パイズリア―を振り上げて突進する。
ウッキキー!
「ウキー! ゴキブリきっしょいわ! ウチ、よう近寄れへん! といことでアリエーヌはん! よろしゅう頼んますわ!」
キャンディもまた、すかさず呪文を唱えた!
「疾駆せよ! 汝が肉叢の極致まで!」
それはヒイロが唱えていた魔法と少し違っていた。
ヒイロの呪文が小学校1年生用なら、この魔法はその担任の先生用。
いうなれば、学校に遅刻する自分用ではなく、毎度、遅れてやってくる生徒にかけるもの!
そう、キャンディは、自分以外に者にも魔法をかけることができたのだ。
「クイック!」
緑の光球が、アリエーヌにむかってはじけ跳ぶ。
だが、その光球の大きなこと……
こんな光球につつまれたなら、その速度はいかほどまでに変わるのか!
だけどよくよく考えると、遅刻をせえへん魔法を学校に来てない生徒にどうやってかけるのやら……
……役に立たねぇ……全く役に立たねぇ!
だからこれ……一応、初級魔法のはずなんですよ……
クイック!
それは先ほどテコイが経験したヒイロの魔法。
加速した世界でテコイは殺虫剤をかけられたのだ。
だが、死にそうになりながらも、なんとか現世に復活をとげた。
ゴキブリは復活するたびに強くなる。
そう、死に直面したゴキブリはさらなる耐性を得るのだ!
殺虫剤に対する耐性?
いやいや、キャンディやアリエーヌたちが殺虫剤の散布などしないだろ。
そんなことをすれば美少女のイメージが台無しだ!
……いや、ありか?
これはこれでいいかもしれない!
おっぱいパブならぬ、お尻パブ!
美少女たちが突き出すお尻に、顔を突っ込むの!
プッスゥゥーーーー!
くっさァァァァ!
イジメなど臭いモノにはすぐ蓋をしたがる全く役に立たない学校の先生がたには超おすすめ!
どう? イケそう?
イケない……あっ、そう……
なら、なんの耐性と言うのか?
そう、魔法だ! 魔法に対する耐性、いや、対応を獲得していたのだ。
すぐさまテコイは、アリエーヌの前にとっさに躍り出た。
――コレデ・オデハ・ハヤクナル!
緑の光球が、テコイを覆った。
その一刹那。
グラマディが放った白き円弧の斬撃が、そんなテコイに襲いかかる!
「うぉりゃっぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
グラマディが力任せに振りぬくパイズリア―の一閃!
その剣速は、すでに音速の域にまで達していた。
普通の剣なら、その勢いに耐え切れず根元からへし折れていることだろう。
だが手に持つは、聖剣パイズリアー!
その勢いにも耐えきった。
って……おいおい……
おまえ、音速って……普通の人間には無理だから……
いくら脳筋バカしか取り柄がないグラマディさまでも、普通、ムリだから……
それじゃまるで白虎の力が乗算されたバカ力モードの時のようじゃないか!
でも、マーカスたんは偽物だよ……
スカートにつけた鼻血にそんな力あるはずが……あっ!
だが、それがいかに音速の剣であったとしてテコイにとっては無問題!
ゴキブリ特有の瞬発力に、いまやクイックの魔法がついたのだ。
その速度は光をも超える!
そう、光の速度の壁をぶち破ったテコイの時間は止まった。
それは、もはや相対性理論の領域!
音速のごときの一撃など、難なくよけられる!
そう、豚ゴキブリの上体が、ぱっと上空にはね飛んだのだ!
その刹那、パイズリアーの斬撃がテコイの背面に黒き一閃を刻み込む。
テコイが、その様子をニヤリと伺う。
茶色き視線がゆっくりと地面に降りてくる。
だが、テコイは気がついた。
地面にもう一匹ゴキブリがいることに。
ヒイロの事?
いや違う。
色が違うのだ。
ヒイロは真っ黒く焦げているが、それは黒茶色い!
しかも、何やらがさがさと動いているのだ。
おそらく目が見えないのだろうか、あっちに行ったりこっちに行ったりせわしない。
だがよくよく見ると、それは腰から下だけの足ではないか。
一体どこのバカの足なんだ?
そういうテコイは自分の腹がやけに減っていることに気付いた。
――オナカズイタ……
自分の腹を見るテコイ
――ナンジャコリャァァァァァ!
テコイの下腹部からは、臓物がぼてぼてと落ちていた。
必死で手で押さえつけるも、その隙間からドンドンと落ちていく。
だって、それは仕方ない。
腹から下がないのである。
そりゃ、お腹がすくはずだ。
そう、テコイの胴体は、先ほどのパイズリアーの斬撃で真っ二つになっていたのである。
キャンディの魔法はあべこべ魔法!
クイックはすなわちスローである。
しかも、ヒイロの血液によって活性化した青龍の力。
すでに、テコイの時間は、止まっているに等しかった。
そんなテコイに、グラマディの一閃が襲う。
そりゃもう、よけられるわけもない。
案の定、スパッと切られれたテコイ君。
だが、キャンディの魔法によって、痛みの情報すら伝わるのが遅かった。
って、そもそも虫には痛覚はないか……
第102話 虫に痛覚はありません! より