令和4年12月8日の昼飯
本日、食したカップラーメンはこちら!
NISSIN
元祖鶏ガラ チキンラーメン
「純喫茶のナポリタン」
ケチャップソースの香ばしさ
だぁぁぁぁぁぁ!
早速! いただきます!
うん?
う~ん……
これはよく分からない……
というのも、一口目の味が焦げのような苦みを伝えるのだ。
かといって、まずいのかと言われると……う~ん……
汚い話で申し訳ないが、余ったソースを舐めた感じでは、ソースは美味しかった。
だが、麺と絡めて食べると苦みがするのだ。
確かにナポリタンはパスタ風の焼きそばみたいなもの。
店によっては焦げ目をしっかりとつけてくる所もある。
そういった意味では、この焦げのような苦みは狙って出したのかもしれない。
だが、食べる方としては、この一口目でこの味は何?となってしまうのだ。
おそらく、ウチの子供たちが食べたらウェ~って言いだすこと間違いない。
こだわりすぎたのだろうか?
ソースがおいしかっただけに少々残念。
このソース、味のしみ込んだチキンラーメンではなくて普通の麺に絡めたら、そこそこおいしいのではないだろうかと思ってしまう。
ということで、今日は「焦げ」つながりのお話を!
②俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます1部2章~【カク11+なろう50合計61万PV】ほのぼのスローライフを想像したあなた残念!コレは親を殺された少年と悲劇のヒロインたちの復讐物語
草原に広がっていた魔物たちが作る黒い帯が、個別の魔物として見えだす頃合。
城壁の上でカルロスが大声で命令した。
「撃て!」
その命令と共に城壁の上で引き絞られていた投石車から次々と炎をまとった巨石が乱れ飛んだ。
ガコンッ! ガコンッ! ガコンッ!
城壁の上に轟く大きな残響の反動で、連なる投石車が次々と弾んでいく。
一方、打ち出された巨石は赤い炎の尻尾をひきながら青き空のキャンバスに黒い煙の放物線を雄大に描いて飛んでいた。
そしてついに、緑の大地にぶつかると大きな轟音と共に土砂と炎を撒き散らしていくのだ。
ギョぇぇぇぇぇ!
悲鳴を上げる魔物たち。
巨石は先行する雑多な魔物たちをその体で押しつぶす。
ウオぉぉぉぉぉ!
その炎は逃げ惑う魔人たちの体を焼き焦がし苦しめていく。
だが、それで終わりではない。
城壁の上では、力が解放された投石車の弦がすぐさま引き絞られていたのだ。
そんな投石車に、あらかじめ滑車で引き上げられていた巨石が押し込まれると、すぐさま撒かれた油に火がつけられる。
そして次の瞬間、練度の取れた掛け声のもと再び巨石が空を焦がしていくのであった。
うそぉぉぉぉぉ!
つい先ほどまで、さわやかな草原には緑の青臭い香りが漂っていた。
決してヨシオについたイカ臭い香りではないぞ。
だが、今やあたり一面には肉の焦げた嫌なにおいと油の匂いが混じった香りが立ち込めていた。
というか、ヨシオは大丈夫なのだろうか……
というのも、ヨシオが座っていた木陰も今や炎に包まれていたのだ。
おそらく……もうこの状態では……ヨシオも……
ヨシオぉぉぉぉぉ!
いや、確かに数日前にはギリー隊長もヨシオと最後の戦いに臨んでいたのだ。
だが、おそらくその最中、突如人がやってくる気配に慌てふためいた。
盗撮されまいとギリー隊長は、下げたズボンもそのままに急いでその場を逃げ出したのである。
そして、ヨシオがもたれかかる大きな木の陰へと急いで隠れたのだ。
当然、置いてけぼりのヨシオは口をあんぐり、そんな口のまわりには油パンの白い生クリームを飛び散らせていた。
いやいや、マジでギリー隊長の事はイイんだよ!
今は戦闘! 戦闘中なのよ!
草原で逃げ惑う魔物たちも突如飛来してくる巨石に慌てふためいた。
統率されていない小型の魔物たちは、自分勝手にその場を逃げ出したのである。
そして、伴に進軍する大きなガンタルトの陰へと急いで隠れたのだ。
だが、全ての魔物が隠れることができた訳ではない。
当然、置いてけぼりの魔物はつぶされて、巨石の周りに赤紫の生クリームを飛び散らせていた。
これで、ヨシオとの別れがいかに緊迫した状態であったかが分かってもらえるだろうか。
かくして、ヨシオは一人ぼっち……
そして、そんなヨシオもまた……炎に包まれて……
ヨシ子ぉぉぉぉぉ!
って、しつこい?
というか、ヨシ子って誰の事だよ!
もしかして……分かれた奥さんとか?
だが、巨大な体を持つガンタルトは投石車の絶好の的であった。
空から降り注ぐ巨石が次々と容赦なくガンタルトを襲っていく。
ゴツン!
頭を激しく打ち付けられるガンタルト。
しかも、何度も何度も打ちのめされるのだ。
ついに、ガンタルトもまた、首をすくめ歩を止める。
そして、その場に立ち尽くしてして動かなくなってしまった。。
だが、ガンタルトを襲う巨石は止まらない。
硬い甲羅にぶつかっては、無意味にその岩塊を砕いていく。
飛び散った破片は炎をまとい、まるで花火の菊星のように光の尾を引きながら地面へと落ちていた。
だがしかし、もうその菊星にはすでに隠れる魔物たちを砕く力は残っていなかった。
つまらぁぁぁぁぁん!
血なまぐさい戦闘の描写など、マジで正直つまらん!
ということで、タカト達の描写に戻ろうっと♪
さきほどから道を早足で歩くタカト達。
どうやら目的地である福引会場の広場が見えてきたようである。
相変わらず第六の大規模戦闘を知らせる警鐘がけたたましくなっているにもかかわらず、遠くに見えはじめた福引き会場は多くの人でごった返しているのが分かった。
その会場に近づくにつれ、その人の幅ジワリジワリとその幅を広げていく。
その様子はまるで茶色の土の画用紙の上に十数匹の黒い蛇がのたうつかのように、長い列を作っていた。
そんな会場に足を踏み入れたタカトはビン子に笑いかける。
「なっ! 言っただろ。みんな心配なんかしてないんだって~」
「うん……」
警鐘が気になっていたビン子も、目の前の人出の多さに少し安堵の表情をのぞかせた。
そう、福引会場はお祭り騒ぎ!
今日は毎年恒例の夏祭り!
暑い! 熱い! アツすぎるぅぅぅう!
熱気むんむんの会場は、すでにテンションマックスなのだ!
当然、この会場、福引以外にもいろいろな催し物が用意されているのである。
広場の周りには無数の屋台も並んでいた。
そんな中で一番の長蛇の列を作っているのは当然、伝説の屋台ギロッポン!
創作アート料理界のレジェンド源さんの屋台だ。
「シースーの握り一丁! ヘイ! お待ち!」
源さんの威勢のいい声と共に男性客の悲鳴が上がる。
そんなオッサンたちが次々と自分の菊星……違った、門を押さえながらトイレに走りこんでいく。
プシュ!オぉぉぉぉぉ!
トイレの中から沸き起こる悲鳴。
あるあるですね……辛い物を食べると翌朝のトイレで下痢になるのは。
どうやら辛い物の刺激センサーは口の中だけなく肛門まわりにもあるそうなのだ。
それによって、阿鼻叫喚地獄の雄たけびが発生するというわけなのである。
でも……食べてすぐって……ちょっと反応、早くない?
そこは、なんてったって伝説の源さんが作った深砂海縦筋露里万札エイのお寿司ですからwww
って、トイレの中で何しとんねん! オッサン!
もしかして門って……もしかして社会の窓のことなのか?
あっ! ちなみに分かっていると思うけど、このオッサン、ギリー隊長じゃないからね! ギリー隊長はあれでも第六の宿舎の守備隊長! 第六の警鐘が鳴っている今、鱒なんて書いている暇なんてないんですぅぅ!
……たぶん。
「ねぇねぇ! タカト! あれ屋台ギロッポンじゃない?」
どうやら源さんを見つけたビン子は目をキラキラさせていた。
「さ……さぁ? 違うんじゃね?」
だが、タカトはしらばっくれる。
というのも、また、あのしびれるような辛さのシースを食わされたのではたまったものではない。
しかも、手持ちのお金は銅貨5枚50円しかないのである。
伝説の屋台で飯を食えるほどの金などあるわけがないのだ!
「ちょっと……覗いてきてもいいかな?」
だが、ビン子は源さんの屋台に行きたくてたまらないようだった。
まぁ確かにビン子にとっては、飯が食えなくとも源さんの手先を見るだけでも勉強になるというものである。
「勝手に行けば?」
興味のないタカトは適当に返事をする。
だって仕方ない……今のタカトにとって大切なのはシースーよりも福引なのだ!
そう、アイナちゃんの写真集が待っている。
屋台に向かって走っていくビン子を見送りながらタカトはそう思っていた。
そんなタカトの前でズボンの前を押さえて走っていたオッサンが転んだのだ。
それも顔面からのパタリロごけ!
ズサササっーーーーーー
あれは……いたそう……
そんなオッサンの手から一つのシースーが転がり落ちた。
「落ちましたよ……」
親切なタカト君はそのシースーを拾ってあげようと手を伸ばす。
だが、タカトの手がピタリと止まった。
なぜなら深砂海縦筋露里万札エイのネタとシャリの間から何か紙のようなモノがはみ出ていたのだ。
――なんだこれ?
それをつまみだそうとした瞬間、オッサンが怒鳴り声を上げてタカトの手からシースーを奪い取った。
「小僧! これに触るな! 今見たものは絶対に内緒だぞ!」
って、まぁ、その紙の全貌を見ることはできなかったのですが……
でも、ちらりと見えたのは幼女のM字に曲がった素足と裸の半身……もしそれが想像通りのモノなら、さすがにそれは犯罪だろ!
俺なんてアイナチャンの健全な写真集を見てんだぞ!
「エビフリャイ! 最高ぉぉぉぉ!」
それなのにこいつらときたら……犯罪者か! 今は単純所持だって捕まるご時世!
絶対にあのNHKが黙っていない!
奴らに見つかりでもしたら……ワンワンの着ぐるみを着せられて……365日24時間、常にかつ丼を作らされているところを撮影され続けるのだ。
暑い! 熱い アツすぎるぅぅぅう!
やかましい! このチンコロ! 黙って働きやがれ!
お前たちのような変態は、この世で一番の害悪なのだァぁぁぁ!
だがしかし! 喜べ!
かつ丼を作るたびにお前たちの心が浄化されていくのだ!
さぁ! 叫べ! ロリコンどもよ!
今のお前たちが求めるモノを!
心の赴くままに叫ぶのだァぁぁぁぁ!
「「「かつドン! 最高ぉぉぉぉ!」」」
かくして、ロリコンどもは隠れキリシタンのように地下で活動を続けることを余儀なくされたのである。
ちなみに作者も隠れキリシタン…………の家系とは全く関係ございません!
あっ! そうそう!
分かってると思うけど、NHKは某放送局の事ではなくてノー・エッチ・カツドんのことだからね!
というか、源さんの人気って……もしかしたら、このご禁制の紙のせいなのか?
いつの世の中もランキングに乗り続けるために不正に手を染める……まるでどこぞのweb小説界隈のようである。
そんなタカトは一瞬、源さんのことを疑った。
だが、ビン子は素直に源さんの事を創作アート料理界のレジェンドとして慕っている。
この事をビン子に伝えるべきか……伝えざるべきか……
どうする……タカト……どうする……
――まぁ、別にどうでもいいや!
そう、今のタカトにとって大切なのはロリロリの写真よりもアイナちゃんの写真なのだ!
――アイナちゃぁん~待っててねぇ~
だが、タカトよ! 安心しろ! 急がなくともお前の目指すアイナちゃんの写真集「狆ころと酢豆腐」は1万本もあるのだ! 絶対に当たるって!
まぁ、このような屋台以外にもいろいろなイベントが用意されていた。
例えば、運動場ほどもある広い会場の奥に設置された一つのステージの上では、一番の人気イベント、アイスダンスショーが繰り広げられる!
夏なのにアイスダンス?
まぁ、夏だからアイスダンスなのだ!
そんなステージの上では司会者が声を張り上げていた。
「イケメンアイドル! セレスティーノですッ!」
待ってましたとばかりにステージの前に群れを成す観衆から黄色い歓声が巻き起こった。
きゃぁぁぁぁっぁあ♥
セレスティーノさまぁ♥
どうやら、このアイスダンスショーの司会は第八の騎士セレスティーノが行うようである。
というか、コイツ……いろんなところにマメに顔を出すよなwww
まぁ、もてる秘訣はこういうマメさなのである。
もてない童貞タカト君はよく見習うように!
……って、当のタカト君、アイスダンスショーには全く興味が無いようで、福引の会場をキョロキョロと探していたのだった。
なので……そんな彼の目にはイケメンアイドル!セレスティーノの姿などアウトオブ眼中!
「元気ですかぁァァァァ!」
セレスティーノが大きな声を上げると、歓声もまた負けまいと大きな声を張り上げる。
「「「でんきですぅぅぅぅ!」」」
「電気があれば何でもできる! レディースあんどジェントルマン! お待たせしました!」
「「「おおおおおお!」」」
「さぁ恒例のアイスダンスショー決勝戦! 行くぞぉぉぉぉぉ!」
「「「おおおおおお!」」」
「1! 2! 3!」
「「「ダーぁぁぁぁぁッ!!!!!」」」
「前回チャンピオンの登場だぁぁぁぁぁッ!!!!!」
「「「わぁぁぁぁぁぁぁ!」」」
どこからともなく聞きなれた入場曲が流れてくる。
「そのにらみは子供の金玉をも縮こます! 孤高のソリストにして無敗の女帝! ホテルニューヨークお登勢とうじょうッ!」
♪Otose! Bom-Ba-Ye♪
♪Otose! Bom-Ba-Ye♪
♪Otose! Bom-Ba-Ye♪
♪Otose! Bom-Ba-Ye♪
♪fight!!♪フンフン♪fight!!♪フンフン♪
♪fight!!♪フンフン♪fight!!♪フンフン♪
ちゃぁ~ ちゃぁらぁ~ ちゃら~ チャラぁ~♪
ちゃぁ~ ちゃぁらぁ~ ちゃら~ チャラぁ~♪
ステージ脇から右手を突き上げたお登勢が堂々とステージに飛び上がった。
しかも、首にタオルをかけて。
ヨシモトぉぉぉぉ!
って、なんで吉本? 普通、ここは「猪木ぃぃぃぃい!」だろうが!
だって……首に巻いているの……タオルじゃないもん!
そう、あれは裸の上半身から垂れ落ちているしなびた乳だったのだぁぁぁぁ!
って、新喜劇の桑原和男さんですか……
カズオぉぉぉぉ!
第47話 激闘!第六駐屯地!(2) より
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