令和6年10月29日の昼飯
本日、食したカップラーメンはこちら!
明星
がっつり食おうぜ! BIGだぜ! 一平ちゃん
「肉汁うどん」
豚旨だれで仕上げる濃厚甘口つゆ
だぁぁぁぁぁぁ!
早速! いただきます!
横の写真を取り忘れたけど、まぁいいかwww
というか……
足首が腫れているんですよ……
歩くとマジで痛い……
というのも、数日前、ふくらはぎが痒いなぁ~って思ってボリボリかいていると傷ができちゃって……
でも、これぐらいの傷ならそのうち治るだろうって放置してたんです。
でもって、かさぶたになっていないにもかかわらず、温泉にドボン。
だって、温泉って擦り傷にも効能があるって言うじゃないですか!
でも、翌日……
足首がパンパンに腫れて痛い!痛い!
しかも、傷口が化膿してかさぶたにならないんですわ。
でも、消毒さえしとけば何とかなるかなと思ったのが4日前……
で……結果、さらにひどくなりましたとさwww
しょうがないので、皮膚科に行って化膿止めと軟膏を貰ってきました。
ということで、今日は「パン」つながりのお話を。
タカトはウチワについた風力のダイヤルを逆に回す。
「さぁ俺のもとに集え! 乙女の残り香、違った……カマキガルの残り香よ!」
そして、辺りかまわずウチワを振りだしたではないか。
次々とウチワから飛び出す凄い風!
じゃなかった……
そう、今度は、ウチワに向かって凄い風が吸い込まれていったのだ。
それはまるで掃除機のよう。
ウチワを通してタカトの背後へと風が吹き抜けていく。
「最大風力!」
さらにダイヤルを目いっぱいに回す。
すると、至るところに散らばっていたカマキガルの肉片が風に巻き上げられ浮かび上がっていくではないか。
「よし! うまくいった! そのまま俺のもとに集まって来い!」
大小さまざまなカマキガルの肉片がタカトのもとに集まってくると、背後にどんどんと溜まりはじめた。
しかも、不思議なことに巻き上げられているのはカマキガルの肉片のみ。
石や枝などカマキガル以外のモノは、全く吸いあがっていないのである。
まぁ、だから当然、ビン子のスカートやパンツも無反応……
少々ムッとしたビン子は不思議そうに尋ねた。
「これって、どういうこと!」
「分かんない?」
「ごめん! 全然分かんない!」
「ふっ! ならば、タカト様、この無知なビン子に是非とも教えてくださいませぇぇと頭を下げたら教えてやらんでもないがな!」
「じゃぁ、いい。別に知りたくないから」
「えっ! ちょっと! ビン子ちゃん! せっかくだから聞いてよぉ~聞いて行ってくださいませぇ~」
「まぁ、そこまで言うのなら、聞いてあげないわけでもないわよ」
「ふっ! ならば教えてしんぜよう!」
「やっぱりいい!」
「あ……ごめんなさい……私めが悪うございました……」
「分かればいいのよ! 分かれば! で、どういう仕組み?」
「あのですね……洗濯物の中には、男物もあれば、おばあちゃんのモノもございますよね……そんな洗濯物の中から美女のパンツだけをより分ける方法はないものかと思案しておりましたら、ひらめいたんですよ。ワタクシ!」
「でっ!」
「匂いですよ! 匂い! 若い女性特有の……」
ビシっ!
「もう、それ以上言わんでいい! で、カマキガルはどういうことよ」
「だからな! 美女の匂いをカマキガルに置き換えれば、カマキガルの匂いが付いたものだけを選別して吸い取るんだよ! 分かったか! ボケェ!」
なるほど……確かにビン子の服にはカマキガルの返り血はついていなかった。
だから、スカートもパンツも吸い取られなかった訳なのね。
と、今、見るとスッポンポンのタカトがそこに立っていた。
「イヤ~ん♥」
あっ、そう言えばタカト君の服はパンツも含めて全身カマキガルの血で汚れていたんだったっけ……
ということで、タカトの背後に出来上がっていたカマキガルのむくろの山の頂上で、一枚のパンツが旗のようにたなびいていた。
「とったどぉぉぉぉぉ!」
タカトが、山の頂上でパンツを掴んだ腕を突き上げていた。
それは、登頂困難な山にたどり着いたかのような登山家。
いや、無人島でサバイバルをしていた某芸能人のようでもあった。
だが、そんなタカトに顔を背けるビン子が水を差す。
「さっさと、はきなさいよ……」
そう、満面の笑みで空に吠えているタカトは今、フルちんなのだ。
ハッ! ハッ! ハクショ~ン大魔王~
大魔王と呼ぶにはほど遠いイチモツが荒野の風に揺れていた。
「いてぇぇぇぇぇえぇ!」
そんなタカトが登るカマキガルの山のふもとで、なんとジャックとモンガがスッテンコロリンと転がっていた。
――何やってんだ、アイツら?
フルチンのタカトは、山の上でパンツを履きながら思った。
だが、タカトの目の前で、再びジャックとモンガが滑ってこけたのだ。
今度は、どうやら後頭部をしたたかに打ち付けたようで……
――ありゃ……結構……痛いぞ……
いそいそと山を下りたタカトは、ジャックに声をかけた。まるで、アホにするかのようにである。
「大丈夫ですかぁ?」
ジャックは頭をこすりながら大声を上げる。
「これが大丈夫に見えるのかよ!」
「いや、ヨークの兄ちゃんよりも強いと豪語されるジャック隊長なら、きっと大丈夫かなぁと……」
「てめぇ、それは嫌味か?」
「もしかして、嫌味に聞こえましたぁ?」
「大体これは何だ?」
「なんだと言われましても……ジャック隊長が集めろって言ったんじゃないですか、カマキガルの残骸を」
⁉
「もしかして、もう、全部、集めたのかよ?」
「はい……それが、どうかしました?」
「いや……ちょっと、早くないか? どうせ、まだどこかに残っているだろう?」
「多分、全部回収できたと思うんですけど……」
「嘘をつくな!」
「なんなら探してみますぅ?」
「オイ! 奴隷兵ども、その辺りに転がっているカマキガルの肉片を探して来い! オイこら!お前! もし一つでも残っていたら分かってんだろうなぁぁぁぁぁ!」
ジャックの尋常ならざる怒声に奴隷兵たちは我がことのように急いで駆け出した。
懸命に奴隷兵たちが辺りを捜索している間、することが無いタカトは服を身に着けていた。
――ご苦労なこってwwwまぁ、これがブラック企業に務める者の苦労ってやつですよねwww
うすら笑いを浮かべるタカトの横ではビン子が不安そうな表情を浮かべていた。
第98話 第一駐屯地(13) より
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