古傷の痛み復活冬の夜
クリスマスケーキおせちに年賀状 CM観ると焦り倍増
気づいたら二度寝している冬の朝
かさぶたがようやく取れて白米を 両手で拝み洗いをしてる
時計見る十八時前冬の夕
会計を済ませて店の外に出る 実は暖房効きすぎていた
ロボットが迷走してる冬の昼
青空が無くてもシャツが乾いてる 冬の長所が生かされている
のんびりと小春日和に草を抜く
ドア閉めて日差したっぷりダイニング 眼鏡に汗がポタッと落ちた
表現に苦悩している冬の宵
バスタオル竿から外す太陽が 近所の山に沈みかけてる
難問に白旗降った冬の昼
久々の場所がガラリと変わってて 時の流れに戸惑っている
暮早しほろ酔いで歩くバス停へ
緩やかに上り続ける帰り道 膝の裏側痒くなってる