ブラウン管のファイナルファンタジー。
間違ったペプシマンの存在を知らない人は今すぐ読むのを中断して本編をプレイして下さい。超名作です。
過去作についてさらっと整理します。怒ってもぶたないで下さいw
軽くおさらい。
ファイナルファンタジーをご存知の方でも一作目から順序よくプレイした方が全て内包されるFF9へ繋がり深く理解出来ると嬉しいです。なお全作品順番よくプレイした元小学生です。
ここでは便宜上、「FF」と呼称します。誰だ?「ファイナル」と略す方は!
....当時のボクです💦
FF1
・完全なdungeons and dragonsの影響が色濃く出ている第1作。魔法が回数制。SFや中世のごった煮世界。それを全部覆すほど強力で当時のRPGでは真似の出来ない美麗グラフィックデザイン画に衝撃を受けた処女作。とくれせんたぼーび。
FF2
・のちのサガシリーズの原型。
熟練度と呼ばれるレベル制を廃した新世界。非常に奥が深く、敵の死線を全て回避し味方の魔法が非常に強くなる事を知らないと物理馬鹿となる2作目。重い装備を捨て戦局を見極よ。HP1000超えたら弱虫認定。チョコボはおまけ初登場。
FF3
・前2作品を土台に座し、クリスタルと呼ばれる四大元素にジョブシステムを混ぜた完成形。監督の身内不幸が強烈な死生観となって随所に登場する。全作品ナンバーワン。毎年4月に再プレイ衝動に駆られる。意外に主人公は北海道名になっている事を知らないとモグリ認定。
FF4
・真夏の発売日第4作。
作家の寺田憲史先生を排除されFF1からFF3の悪い部分を抽出合体しアクティブタイムバトルなる大量の死亡助長で水増しした悪しき転換期。音楽はアクトレイザーに負け、画質は綺麗な8ビット。ラスボス異様にダサい暗闇のクマ。という中途半端な第四作。怒らず愛のフライパンだと受け取って下さい。
FF5
・出世作であるFF3リメイク第一弾。
キャッチコピーは
「四大元素ハローワーク、再び」
自分以外で一度決めた就職先を終身雇用制度でクリアする猛者がいたらご一報ください。ギルガメッシュは最後横綱まで上り詰め引退した。
FF6
・よっぽどマンネリが助長してきたせいで全ての世界を「戦闘画面同一&斜め見下ろし世界」にした意欲作。天野画伯のイラスト最高峰。海岸線の描写だけは未来を予感させる高画質。
魔石が完全収集癖となった瞬間、ラスボス含め世界が崩壊する。世界崩壊後立ち上がるジードこと汚物消毒班に主人公はいなかった。
FF7
・さようなら天野画伯。
あまりの背景の汚さに購入を半年近く躊躇った新レーベル。
セフィロスを追い自己啓発セミナー的シナリオは秀逸。バイクなサブイベントは犬に食わせろ。
PCM音源はほぼ最高潮。
FF8
・まるで興味を失い惰性で買った成人時代の自分に喝を入れたいほど高評価FF史上第2位。
シナリオ、戦闘システム、低グラフィックながら高次元に纏まった意欲作。
電脳Cドライブにガーディアンフォースを埋め込み擬似魔法として機能する改造人間達の失った記憶を辿るストーリー。何度も繰り返すSF世界でお馴染みのループ螺旋がのちのFF13のルーツ。
以上で元小学生から順序よくバイトで購入していったファイナルファンタジー全8作品を振り返りました。
後編では全て内包したヒゲ監督退団式にして最高峰のひとつ、
FF9に学ぶ召喚獣、後編に参ります。
次回も賑々しくご来店をお待ち申し上げ奉りまするぅ〜。
イラスト執筆者
花笠ペノコ