連載小説「真夜中のシェルター|(4)躊躇いの吐息」
潮騒の戯れのように
朝に昇り 夜に沈む陽のように
呼吸をするかのように繰り返している
入る空気は 必要だから吸うわけで
出る空気は 要らなくなったから吐くもの
人間という獣は
悩ましく移ろいやすい
抗えないことには理由がある
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649字
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