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膣裂け・膣のひび割れとは…?|唇も膣口も粘膜部と隣り合わせ
デリケートゾーンのトラブル
【膣裂け・膣のひび割れ|唇も膣口も粘膜部と隣り合わせ】
唇も膣口も、粘膜部と隣り合わせです。お身体の中で、周りの皮膚よりも角質層が薄く粘膜に近い構造で、最も乾燥しやすい部位。
空気が乾燥しやすい冬場は特に、ストレスや睡眠・栄養不足、乾燥が原因で唇が切れる“唇のひび割れ”があるように、潤いが枯渇すると、膣もひび割れなるものが起こります。(※この現象を「膣裂け」と呼ばせて頂く)
また、加齢によりエストロゲン分泌量が低下して組織が薄く弱くなり、乾燥や膣萎縮などが原因で、性交時に切れてしまったり、ふとした時に切れることも…。そこにひび割れやただれが生じて、そこから細菌や真菌が侵入し、諸々の合併症の懸念もあります。
特に会陰部(膣口と肛門の間)は切れやすく、組織の柔軟性が失われていると硬くなりやすいので、諸症状を未然に防ぐためにも、オイル保湿やマッサージ等して日頃からケアしていくことが大切です。
膣は第二のお顔。お顔のケアと同じように、膣粘膜をオイルや美容液で普段からこまめに保湿し保護することは、女性の健康を守るために必要な美習慣です。
膣裂け予防の具体案として、以下のような対処をおすすめします。
【ご自宅で行えるセルフケア】
①温かいお風呂に浸かる・シャワー浴をする
温かいお風呂やシャワーで膣周辺を洗うことで、血液の循環が良くなり、膣の保湿効果も高まります。ただし、過度に洗いすぎると逆に乾燥を招くこともあるので、適切に行うことが大切です。
②デリケートゾーン専用の洗浄ソープを使う
一般の石鹸やボディソープは刺激が強く、膣の乾燥を促す可能性があるため、膣部のpH値を整えるデリケートゾーン用の洗浄ソープを使用することをおすすめします。
③膣ケア用のオイルや美容液で保湿する
膣粘膜を保湿するために、膣ケア用のオイルや美容液を塗布するのが効果的です。適量を手に取り、会陰部・外陰部全体に塗り込むように優しくマッサージすると良いでしょう。
④ yoniCARE(ヨニケア:家庭用膣ケア器)を使用する
膣の乾燥症状に効果的なヨニケアは、ご自宅で簡単にお手軽ケア出来る家庭用膣ケア器です。細胞の修復機能が低下しやすい更年期に起こりやすいトラブルへの対処に、大変有効的です。
本来は、膣内部のpH値や膣内環境を整えるデバイスとして開発された機器ですが、外陰部へのアプローチとしては、膣奥まで挿入せずに、機器の先端部を軽く挿入して照射(自動的に360度回ります)、もしくは機器を縦にして外陰部(大陰唇部両側)に照射すると良いでしょう。
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⑤適切な水分摂取をする
身体全体の乾燥対策として、適切な水分摂取も重要です。十分な水分を摂ることで体内の水分量が保たれ、膣も乾燥しにくくなります。
⑥下着の素材に注意する
膣の保湿や通気性に影響を与えるため、保温性の高い綿素材やシルク素材の下着を選ぶことが望ましいです。痒みやかぶれを避けるためにも、ムレやすい素材やタイトなものは避けましょう。
既に起きてしまった膣裂け・ひび割れ、お痛みや不快感が続く場合、頻発するようであれば、必ず医師の診断を受けるようにしましょう。
セクソロジーカウンセラー
孔麗扇 パトラ