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話すだけが表現ではない。 中学生時代〜不登校時代「読めない、話せない」になった話。
こんばんは。
今日も生き抜いた自分に、大きな拍手を贈ってあげてくださいね☺️
さて、思うところがあって書かせていただきます。
私は、高校生の時、不登校になったと言いましたが、私が壊れたのは中学生の時でした。
人間関係があまりにもドロドロで、合わなくて、担任で顧問もえこひいきするし、パワハラモラハラセクハラ全部そろったような人間だったので、友達も先生も信じられませんでした。
最初に異変が現れたのは…お腹。
ちょっと変な話になるんですが、お腹の音やおならがとまらなくなったんです。
お腹のなかで空気がごぽごぽして、テストの時のとかもお腹を抱えて、お腹がなる音が出ないようにずーっとお腹を抑えてました。
お腹の音がなったらからかわれる…
実は、学年集会でずっと体育座りだったために、おならがでてしまったこともあります。
その次の集会は、途中で具合が悪くなって保健室に行きました。
保健室のベッドで天井を見ている私を無言で見に来た担任の顔が忘れられません。
テストの時は、お腹を押えてるから、問題は解けません。
1時は学年で1桁だった成績が坂道を転がるように落ちました。
今思うと思春期のストレスによる過敏性腸症候群だったと予測できるんですが、誰にも相談できませんでした。
「変なことをしたら嫌われる、からかわれる」
その恐怖でビクビクしながらも、顔や性格はあっけらかんとバカみたいに明るくしていました。
「本当の自分が分からない」
そう思いながら学校に通う毎日でした。
ある日、理科の先生の言っていることが分からなくなりました。
高気圧はなぜ晴れなのか、低気圧はなぜ天気が悪くなるのかが、分からなくなってしまったんです。
理科の先生に言っても何を言っているんだ状態。
そしたら、数学も分からなくなって、なんで、この公式を使わなきゃいけないのとか、なんで公式を覚えなきゃいかないのとか、公式を使う根拠が知りないのに分からなくて(みんなそんなの不思議に思わないで公式暗記して使ってるのが不思議でならなかった)、問題が解けなくなって。
私のことをいつもからかってくる子が「あんた頭が良さそうに見えて本当はバカなんだね」
とか言ってきたなぁ🙄
そんな時に大好きな祖母を亡くしてさらに落ち込んだりして…そんなこんなで…心のバランスを崩したまま、何とか自分を持ち上げて、高校に進学しました。
実はこの時、友達と何を話していいのかわからなくて話せなくなっていました。
焦れば焦るほど、言葉が見つからない。
この頃は登下校が本当に辛かったな…何話して良いか分からないから。
この頃になると中学の記憶がなくなったりして、中学の同級生に会っても分からなかったりしたんだよね…😅
この「誰かと話すのが怖い。自分がどう思われるか怖い」っていうのは、実は大学入学頃まで気づきました。
大学時代の友達が言うんだよね。「ぺんこって最初言葉のキャッチボールできなかったよね」って😅
でも、そんな中で私が自由になんでも言えて、誰にも怒られずにのびのびと話せる場が、「紙の上」でした。
どれだけ思いを書いても、どれだけ想像のつばさを広げても、誰にも何も言われない。
私はどんどん詩や物語の創作に取り組みました。
紙とペンがあれば、自分をどこまでも表現できたんです。
そこから童話作家や絵本作家を目指すようになるのですが、それがまた変わるのは別のお話。