ライゾマ展を浴びてきた
東京都現代美術館で「ライゾマティクス_マルティプレックス」を観てきた。いや、感じてきた、いや、浴びてきた、と言ったほうが正しいかもしれない。
いわゆるテクノロジーを活用したマルチメディア・インスタレーションとしては我が国ではチームラボと並ぶ存在であるライゾマティクスの個展。とにかくインスタレーションは「徹底さ」「没入(immersive)」がカギだけに、美術館の良好な環境下で最高解像度の音と映像の洪水を味わえるのは嬉しい。
個人的にはダンスユニットELEVENPLAYと一体化したインスタレーションが楽しめた。インスタレーションは結構好きなのだが、たぶん音楽のコンサート演出と非常に近いものがあるからだと思う。エンタメでもアートでも、僕過剰さを孕んだショー形式がいつだって好きなのだ。溢れる音と光と、そしてコンセプトの洪水が、僕にそのことを思い起こさせてくれた。
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