ディレクション用に、砂時計を買った。
砂時計(hourglass)を買った。あの中央がくびれていて、色のついた砂が入っていて、ひっくり返すときまった時間ですべての砂が上から下に流れ落ちることで、決まった時間を計ることができるやつだ。
砂時計を買った理由は、コーライトに関係してくる。コンペのような形で楽曲提案のチャンスがあったときに、コーライティングの場合では「どれだけ早く適材適所の人物に声をかけられるか」ということが重要だ。だけど「どうしようかな」などと考えているうちに締め切りまでの時間が短くなり、気づけばタイトなスケジュールになってますます声をかけづらくなり、声をかけてチーム編成できないうちに締め切りを迎えて、曲を出せないというわけだ。そういうことが月に数回ある。
これは明らかに自分が「ハッキリとコーライティングのビジョンを考えて、決断して行動する」という時間を持つ習慣ができていないということなので、仕組みで解決するために何ができるか考えた。かなり個人差があると思うが、こういう場合僕はルールを作って自分にそれを守らせるのが得意だ。もっといえばゲームみたいにしてクリアするのが好きなのだろう。そこで、時間を決めて考える、という行為をオシャレに実現するために砂時計を買ったのだ。
これは青い砂の3分計。この3分の間にコンペシートを読み、軽くリファレンスソングを流しながら、誰が適任かをイメージする。シンガー、トラックメーカーなどだ。適切なチームが浮かんだら、3分が終わると同時にメッセンジャーで誘ってしまう。これでスピーディーに初動をとることができるはずだ。
1個だけだと割高なので、いくつかの分数の砂時計が揃ったカラフルなセットを購入した。メール書くなら1分、歯を磨くなら、髭を剃るなら、、、と生活を刻んでしまえそうだ。さっそく息子に砂時計を発見されたので、これを使って朝学校に行くルーチン、夜寝るルーチンをリズミカルにやってくれないかな、とも思い始めた笑。