タンザニアで服を作るの巻
タンザニアには、カンガと呼ばれる綿の布がある。
薄手で大判なため、腰巻きにしたりバスタオル代わりにしたりと用途が広く、速乾性にも優れていて日常生活にも重宝するものだ。
便利なので旅先にもよく持ち歩いている。
タンザニアで見られる布としては比較的落ち着いた配色で、四角く縁取られた枠があり、スワヒリ語のことわざのようなものが書かれているのが特徴となっている。
モシでカンガを少し買いたしておこうと思い、アフリカ布屋で物色。
布屋にはカンガの他、キテンゲと呼ばれる、こちらもタンザニア製の綿の布が無数に積み重ねられ、置かれている。
キテンゲは、カンガよりも更に柄と色のバリエーションが多い。
この柄良い!とピンとくる布があったので、試しにズボンを作ってみることにした。
タンザニアで街を歩いていると、屋外でミシンを並べて裁縫仕事をしている人たちをよく見かける。
そこに買った布を持ち込んで、寸法をその場で図ってもらい、ポケットの数など要望を伝えて、オーダーメイドで作ってもらえる。
キテンゲの布は6m×1.5mくらいで、35000Tshくらいだった。
購入した布屋は記憶が正しければこの辺。
オーダーした裁縫屋はこの辺。
今回はポケットを前2つ後ろ1つ、ウェストはゴムにしてもらい、料金は20,000Tshだった。
布代と合わせて2000円ちょっとといったところか。
気に入った布を見つけたら、ぜひ何か作ってみてください。
このあと同じ布でキンドルのケースとしてポーチを作ってもらったものの、要望を伝えるのがうまくいかず、何にも使えない謎の入れ物が出来上がりました。
ある日ネットを徘徊していたら、同じ柄の布で半袖シャツを作っていたJICAの協力隊の人の写真が出てきて、ものすごく会ってみたくなりました。
無数の柄の中から被るなんて!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?